2023年04月03日
ビジネスであろうとプライベートであろうと、突発的に入った予定の調整や期間の空いた予定を忘れずにおくためにはスケジュールの管理をする必要があります。
紙の手帳やカレンダーで予定を管理している人もいると思いますが、専用のアプリを利用することでもスケジュール管理に関する課題を解決することができます。
本記事では、目的に合わせて5つに分類をして計15個のアプリを紹介しています。ご自身に合ったスケジュール管理アプリを試す際の参考にしてください。
「おすすめのスケジュール管理アプリを早く知りたい」という人は、以下の目次から飛べるので活用してください。
スケジュール管理アプリを選ぶ基準は以下です。
スケジュール管理アプリの選定基準
それぞれの項目について、次項で詳しく解説していきたいと思います。
プライベート用とビジネス用では求められる機能が異なります。
例えばプライベート用に比べ要求される機能が多いビジネス用のスケジュール管理アプリを選ぶのであれば、以下のような機能が必要になる可能性があります。
ビジネス用スケジュール管理アプリで必要となる機能
「他ユーザーとのスケジュール共有」はビジネス用において必須機能です。また、訪問サービスや建設系など担当者を各現場に割り振るような業務がある場合は「案件や現場への担当者の割り振り」機能が必要になってきます。
スケジュール管理アプリを選ぶ際には、ご自身の業種や職種、プライベート用であれば趣向に合わせて何ができて何ができないかを精査することが重要です。
スケジュール管理アプリには、有料のアプリと無料のアプリがあります。
有料のアプリを利用する際には費用体系に注意が必要です。従量制なのか月額固定制なのか、自身の状況に最適な費用体系になっているか確認しましょう。
従量制であれば機能や容量をどこまで利用するかを決めておかないと、想定以上の出費となる危険性があります。一方、月額固定制であれば利用状況が利用可能枠に対して乖離してしまい、割高感を感じる可能性があります。
また、サポートを利用する際に追加の費用が発生するかどうかも合わせて確認しておきましょう。
無料のアプリを利用する際でも、上位機能を使用するためには有料化しなければならないこともありますので、必要機能が無料の範囲に収まっているか確認してください。
スケジュール管理アプリは、以下の目的に合わせて選ぶことが大切です。
それぞれの分野でどのような機能が必要かについては、次項で掘り下げていきましょう。
現場仕事が業務の中心の場合は、現場の責任者や経営者が、案件や現場に対してそれぞれ人員を割振ることができる「担当割り振り業務型」がおすすめです。
一般的なスケジュール管理アプリでは、ユーザーが自身の予定を自ら作成することが基本です。一方で担当割り振り業務型では、現場の責任者や経営者が、各担当者のスケジュールを作成する点が特徴です。
現場や案件に応じて迅速に必要な人員を割振ることで、業務の効率化が図れます。
担当割り振り業務型のスケジュール管理アプリは、訪問サービスや建設、派遣や清掃など、それぞれの業界に特化しているアプリが多いので、比較的選びやすいでしょう。
グループウェアとは、業務を進めるためのコミュニケーションを円滑にすることに特化したツールで、社内の情報共有を強化したい人におすすめです。
グループウェア型は、スケジュール管理がグループウェアの1つの機能として含まれているものと定義します。
スケジュール管理だけでなく、メッセージ機能やストレージなど、複数の機能が付いている点が特徴です。
業種を問わずに業務の効率化が図れることから、多くの企業で導入されているのがこのグループウェア型です。
タスク管理とスケジュール管理が一元管理できていないことに課題感を持つ人や、タスク数が多い人におすすめです。
タスクがスケジュールに可視化され、期限の遅延やダブルブッキングなどのリスクを回避できるメリットがあります。
個人タスクの管理ができるのはもちろんのこと、チームタスクを管理することができるアプリもあります。チームで取りかかるプロジェクト内で発生する、様々なタスクに対して情報の共有が可能なため、滞りのないプロジェクトの推進に役立ちます。
プライベート利用で標準的な機能があり、できる限り費用を払わずに使いたいという人におすすめです。
個人から家族など、少人数での利用を想定してるためシンプルなつくりになっていて、かつ無料で利用できるアプリが多いのが特徴です。
ただし、無料版に機能制限や広告を設けて、有料にすることで機能の開放や広告の非表示を促すアプリも存在しますので注意が必要です。
どのアプリも標準的な機能は備えていますので、デザインやスケジュール共有のしやすさなどが主な判断基準になります。
プライベート利用で、ベーシック型では管理しづらい情報を管理したい人におすすめです。
特定の分野や機能に特化している点が特徴で、収支管理や職業、趣味などに特化したアプリがその一例です。
特定分野や機能に特化しているので、完全に自身の希望にあったアプリを探すのは苦労するかもしれません。
ここからは、実際におすすめのアプリを紹介していきます。
まずは、ビジネス向けの中でも現場仕事に適したスケジュール管理アプリは、以下の3つです。
ビジネス用(担当割り振り業務型)のスケジュール管理アプリ
それぞれのアプリの詳細は、次項で解説していきましょう。
公式サイト)https://saposuke.jp/
サポスケは、「スケジュールの作成と共有が業界問わずシンプルにできる」スケジュール管理アプリです。
シンプルな操作感を損なわないように、スケジュール管理と関連性の少ない複雑な機能は搭載しておらず、使い手のITリテラシーに依存しない点が特徴です。
Excelなどの他のツールは一切必要なく、スマホアプリから最新のスケジュールがいつでも
確認できるので、情報の共有が容易になります。
導入から個別のフォローまで、電話やチャットでいつでもサポートを受けられるのも、安心できるポイントになっています。
担当割り振り業務型のスケジュール管理を始めたいが、業界特化型では機能が多すぎると感じている人や、自業界向けのアプリがないと諦めている人はサポスケを検討しましょう。
公式サイト)https://www.kensetsu-cloud.jp/genbaplus/
現場Plusは、「住宅会社や工務店に特化した」スケジュール管理アプリです。
現場Plusの一番の魅力は、コストの低さですが、建設現場の業務をサポートする各種機能も備えています。
一例としてテンプレートを選択するだけで簡単に工程表が作成できるので、進捗報告も工程表から簡単に報告可能です。
また写真だけではなく書類や図面のアップロードもできるので、急な設計や計画の変更にも即座に対応ができます。
建設業界で、スケジュール管理だけではなく、工程管理なども行いたい場合はおすすめです。
公式サイト)https://meetsbee.jp/
Meets Beeは、「訪問看護や介護に特化した」スケジュール管理アプリです。
Meets Beeの一番の特徴は、シンプルな操作感です。スケジュールの作成から調整まで操作性に優れています。
また、作成した訪問カレンダーを紙と電子のどちらでも出力可能なのでスケジュールの共有も簡単に行うことができます。
Meets Beeはシンプルな分、特に少人数で運営している事業所におすすめのスケジュール管理アプリです。
次に、ビジネスの中でもグループウェアの一部として活用したいスケジュール管理アプリを紹介します。
グループウェアの一部として活用したいスケジュール管理アプリは、以下の3つです。
ビジネス用(グループウェア型)のスケジュール管理アプリ
それぞれのアプリの特徴を紹介していきましょう。
公式サイト)https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/outlook/email-and-calendar-software-microsoft-outlook
Microsoft Outlookは、「メール・予定表・連絡先を一括して管理できる」スケジュール管理アプリです。
Microsoft Outlookの魅力は、セキュリティ面の堅牢性と導入ハードルの低さです。
Microsoft提供ということでセキュリティ面の安心感はもちろんのこと、Microsoft Officeを導入済みの企業も多いのですぐに利用できる可能性が高いです。もしMicrosoft Officeを導入していなくても、無料版があるので気軽に試すことができます。
特に利用できるアプリに制限がある企業に属している場合は、まずMicrosoft Outlookを検討するのもいいでしょう。
公式サイト)https://office.cybozu.co.jp/
サイボウズ Officeは、「誰でも簡単に使えるをコンセプトに開発された中小企業向け」スケジュール管理アプリです。
スケジュール管理からファイルやプロジェクト管理、タイムカードまで、幅広く業務の効率化を促進してくれる高機能性が特徴です。
機能だけでなく、サポート面も充実しています。随時セミナーを開催しており、またサービスコミュニティも活発なため操作に関しても情報が得られやすくなっていることもポイントです。
スケジュール管理だけでなく、社内のコミュニケーションを全般的に改善したいと考えている人におすすめです。
公式サイト)https://rakumo.com/product/gsuite/calendar/
rakumoカレンダーは、「Googleカレンダーを日本企業向けにアレンジした」スケジュール管理アプリです。
Google Workspaceの各種情報と連携した上で、より日本企業にて使いやすい操作感を実現している点が特徴になります。
Googleカレンダーと比較して以下の点が仕様変更されています。
rakumoカレンダーは、Google Workspaceを利用していて、Googleカレンダーでは管理が難しい中〜大規模の企業におすすめのアプリです。
次はビジネス向けの中でもタスク管理に特化したスケジュール管理アプリとして、以下の3つを紹介します。
ビジネス向け(タスク管理型)のスケジュール管理アプリ
それぞれどんな特徴があるのか、詳しく解説していきましょう。
公式サイト)https://asana.com/ja
Asanaは、「個人やチームを問わずにリアルタイムでタスク管理ができる」スケジュール管理アプリです。
特に、ガントチャートを駆使したプロジェクト全体の進捗管理に強みがあります。
Asanaは全世界200ヵ国、累計131,000社以上の導入実績を誇っており、ビジネスパーソンの中で注目度が高くなっているアプリです。
現在のプロジェクトの進捗管理に不安がある人はオンラインでの相談会も定期的に開催されているので、一度説明を聞いてみることをおすすめします。
「タスク管理の決定版」と呼ばれているのが、スケジュール管理アプリのSortedです。
Sortedの魅力は、以下の3点です。
特に、タスクとスケジュールを一画面でまとめて表示できるので、複雑な操作が苦手な方にもおすすめできます。
さらに、オートスケジュール機能を使えば、自動で1日のスケジュールを組んでくれる機能も特筆すべきでしょう。
タスクが多い方や、タスクを管理するのが苦手な方は、Sortedの導入を検討してもいいかもしれません。
公式サイト)https://trello.com/ja
Trelloは、「直感的な操作でタスクを管理できる」スケジュール管理アプリです。
Trelloでは、ボード、リスト、カードを使うことで、簡単かつ分かりやすくタスクを管理できます。
ボードの中のToDo、作業中、完了の3つのリストにタスクカードを移動することで、今何をすべきかが視覚的にすぐに分かるようになっています。
タスク管理を直感的に行いたい方におすすめのスケジュール管理アプリです。
紹介するスケジュール管理アプリは、以下の3つです。
プライベート用(ベーシック型)のスケジュール管理アプリ
それぞれのスケジュール管理アプリについて、次項から詳しく解説していきましょう。
公式サイト)https://timetreeapp.com/intl/ja
Time Treeは、「共有とコミュニケーションを前提に作られた」スケジュール管理アプリです。
簡単にグループを作成できるので、すぐに家族や友人間でスケジュールを共有できます。
また、メモ機能があるので、ちょっとした買い物リストやToDoリストを相手と共有することで言った言わないなどのトラブルを防ぐことができます。
身近な人と気軽にスケジュールを共有したい場合にまず検討対象になるスケジュール管理アプリです。
公式サイト)https://workspace.google.com/intl/ja/products/calendar/
Googleカレンダーは、「直感的なUIを実現している多機能」スケジュール管理アプリです。
タスクは個別に色を変えて管理しやすいうえに、複数のカレンダーを1つのビューに表示できるので視認性に優れています。
また、スケジュールを分析して誰と時間を共有しているか確認することやGoogle Workspace・外部サービスとの連携の選択肢が豊富なことも魅力です。
多くのAndroidスマホに標準搭載されているので、特にAndroidユーザーの方は始めやすいです。
公式サイト)https://calendar.yahoo.co.jp/info/
Yahoo!カレンダーは、「外部サービスとの連携が実用的な」スケジュール管理アプリです。
えきねっとなどの交通系アプリや宅配便との連携ができるので、乗車時間や受取時間を忘れることがなくなります。
また、カレンダーの日付の横には天気・気温・降水確率が表示されていますので、スポーツや野外イベントなどの予定を当日の天気を確認しながら組むことができます。さらに天気の表示をタップすると、ヤフー天気の詳細画面が開くので詳しい情報を見ることができます。
その他の外部サービスやYahoo!のサービスとの連携もできるので、スケジュール管理アプリをベースに周辺の情報も把握しておきたい人におすすめです。
ここからは、プライベート向けの中でも特定の機能に特化したスケジュール管理アプリを紹介していきます。
今回紹介するのは、以下の3点です。
プライベート用(プラスアルファ型)のスケジュール管理アプリ
どのような機能に特化しているかは、次項で詳しく解説していきましょう。
公式サイト)https://penmark.jp/
Penmarkは、「大学生の時間割に特化した」スケジュール管理アプリです。
ワンタップでオリジナルの時間割を作成できるので、日々の講義を忘れることを防げます。
また、大学生にとって欠かせない課題やレポートの締め切り、講義への出席率を管理できるので、単位を落とす心配も軽減してくれます。
さらに、同じ大学に所属するユーザー間で交流ができるため、単位取得に有益な情報を得ることができるかもしれません。
単位の取得率を上げたい大学生の方におすすめです。
公式サイト)https://moneyforward.com/
マネーフォワードMEは、「個人の入出金管理ができる家計簿」アプリです。
厳密にはスケジュール管理アプリではありませんが、カレンダー機能によって日々の入出金を管理できるため広義でスケジュール管理アプリとして扱います。
電子マネー、クレジットカード、銀行口座を登録しておけば、自動で入出金を管理できる便利な機能を搭載しています。
無料では紐づけできるクレジットカードや銀行口座に限りがありますが、それでも家計簿アプリとしては十分な機能がありますので、個人の入出金管理を正確に行いたい人におすすめです。
公式サイト)https://bookmeter.com/
読書メーターは、「読書好きな方により読書を楽しんでもらえるよう設計された」管理アプリです。
厳密にはスケジュール管理アプリではありませんが、日々の読書量を管理できるため広義でスケジュール管理アプリとして扱います。
読書メーターは、タスクのように「読みたい本」「積読本」「読んでいる本」「読んだ本」に分けて管理することができるため、次に読むべき本の優先度付けができます。
次に読むべき本が明確でない場合は、相性機能によって自分に合いそうな本を提案してもらえます。相性機能とはこれまでに読んだ本の傾向から、相性の良いユーザーとそのユーザーが読んだ本が表示される機能です。
読書メーターは、ただ読書をして終わりではなく、新たな本との出会いまで一括してサポートしてくれる便利なアプリですので読書量の多い方やどんな本を読んだらいいかわからない人におすすめのアプリです。
今回はスケジュール管理アプリを15選紹介しました。
ビジネス用からプライベート用、無料から有料まで幅広く紹介しているので、これからスケジュール管理アプリを使ってみたいと考えている方は参考にしてみてください。
弊社では、ビジネス用(担当割り振り業務型)のスケジュール管理がお手軽にできるサービス「サポスケ」を提供しております。
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