2026年5月6日
【部署別】スケジュール管理のおすすめアプリ15選

「営業にはSalesforceを入れたのに、現場スタッフは結局LINEとホワイトボードで管理している」 「全社でGoogleカレンダーに統一しようとしたら、現場から『使いにくい』と不満が続出した」 「部署ごとにバラバラなツールを使っていて、どの部署が何を使っているかすら把握できていない」
こうした状況に悩んでいる管理部門の担当者や経営者の方は少なくありません。
スケジュール管理アプリの選び方で、よくある失敗のひとつが「全社一律でひとつのツールに統一しようとする」ことです。部署ごとに業務内容もスケジュール管理の目的も異なるため、同じツールが全部署に最適になることは現実にはほとんどありません。
本記事では、なぜ部署ごとにスケジュール管理アプリを変えるべきなのかを解説したうえで、現場・外回り・営業・プロジェクト管理・バックオフィスという4つの部門に分けて、それぞれに合ったおすすめアプリを15選紹介します。
目次
- 「部署ごと」にスケジュール管理アプリを変えるべき理由
- 【部署別】スケジュール管理おすすめアプリ・ツール15選
- 【現場・外回りスタッフ部署】
- ① サポスケ
- ② AirSHIFT
- ③ TimeTree
- ④ TimeRex
- ⑤ Spir
- 【営業・フィールドセールス部署】顧客連携・商談管理が重要な部門
- ① LINE WORKS
- ② Salesforce
- ③ HubSpot
- 【開発・プロジェクト管理部署】タスクとスケジュールを一元管理したい部門
- ① Backlog
- ② Asana
- ③ Notion
- ④ Wrike
- 【企画・バックオフィス部署】社内共有・設備予約を効率化したい部門(3選)
- ① Google カレンダー
- ② Microsoft Outlook
- ③ desknet's NEO
- 部署内でスケジュール管理アプリを定着させる3つのポイント
- 入力単位と表示名のルールを統一する
- 予定を入れる期限を決める
- プライベートな予定の扱いを決める
- まとめ:部署の業務特性に合ったアプリ選びが、チームの生産性を変える
- 現場・外回りのスケジュール管理なら「サポスケ」
「部署ごと」にスケジュール管理アプリを変えるべき理由

部署ごとにスケジュール管理アプリを変えるべき理由は、部署によって管理したいスケジュールの性質が異なるためです。
「まずは全社でひとつのツールに統一しよう」という考え方は、一見すると合理的です。管理コストが減り、情報が一元化され、部署間の連携もしやすくなると思いがちです。
しかし実際には、この一律統一が現場の混乱を生むことが多くあります。
以下に、代表的な部署のタイプと目的、重要な機能をまとめました。
部署タイプ | スケジュール管理の主な目的 | 重要な機能 |
|---|---|---|
現場・外回り | 誰がどこにいるかをリアルタイムで把握 | スマホ対応・シフト管理・プッシュ通知 |
営業・内勤 | 商談と顧客情報をスケジュールに紐付ける | CRM連携・外部向け日程調整 |
開発・プロジェクト | タスクと期日を一元管理して進捗を見える化 | ガントチャート・タスク管理統合 |
企画・バックオフィス | 社内全体の共有と設備予約の効率化 | 組織カレンダー・既存システム連携 |
このように、部署によって必要な機能が異なります。全社でGoogleカレンダーに統一しようとした結果、「部門ごとのルールがバラバラになり、色割り当てが複雑になった」「全員が編集できる設定にしたら、誤って他の人の予定を消してしまうトラブルが起きた」といった事案もあります。
また、複数の部門にまたがる企業では、コミュニケーションツール・スケジュールツール・現場管理ツールの4系統以上が混在し、情報がどこにあるかわからなくなるケースも珍しくありません。
【部署別】スケジュール管理おすすめアプリ・ツール15選
【現場・外回りスタッフ部署】
現場仕事や外回りを主とする部署のスケジュール管理は、他の部署とは根本的に異なります。最大の違いは、スタッフが1日の大半をオフィス外で過ごすという点です。
デスクに座ってPCで予定を確認できる環境にないため、スマホからリアルタイムで予定の確認と更新ができないツールは、使われなくなります。また、正社員・パート・アルバイト・協力会社スタッフなど、雇用形態が混在することが多く、シフト管理機能や協力会社との予定共有機能が求められます。
弊社でヒアリングしてきた現場仕事の企業の多くが、ExcelやホワイトボードをLINEグループで共有するという方法を取っていました。「前日に印刷した紙のシフトを現場に持っていき、変更があれば電話で伝える」という運用では、変更のたびに全員への連絡が必要になり、担当者の負担が大きくなります。こうした課題を解決するために必要なのが、スマホ完結・リアルタイム共有ができる専用ツールです。
ツール名 | 向いている規模・業態 | 料金(目安) |
|---|---|---|
サポスケ | 現場派遣型(5〜100名) | 要問い合わせ |
Aishift | シフト制店舗・サービス業 | 月額330円/スタッフ〜 |
TimeTree | 小規模チーム・個人事業 | 無料〜プレミアム月額300円 |
TimeRex(タイムレックス) | 外回り担当者の日程調整 | 無料〜1250円/月・ライセンス |
Spir(スピア) | 外部との日程調整が多い部門 | 無料〜要問い合わせ |
① サポスケ

画像引用:https://saposuke.jp/
現場仕事に特化したスケジュール管理ツールです。「誰がどの現場にいつ行くか」という配置管理を中心に設計されており、スタッフがスマホアプリで自分の予定を確認・報告できます。また、入力する項目を自由にカスタマイズできる点もおすすめで、他のアプリでは再現できない箇所まで設定することが可能です。
料金は、カレンダーのみ利用で、リーズナブルな料金に抑えたプランから、現場からのヒアリングを元に考案された数々のオプションを選んでつけることができるプランまで様々あります。
オプションの例としては、AI機能を使えば、スタッフのスキルや相性を考慮してAIがスケジュールを自動作成が可能です。
公式サイト:https://saposuke.jp/
② AirSHIFT

画像引用:https://airregi.jp/shift/cost/
シフト管理に特化したツールです。スタッフに提出してもらったシフトををそのまま反映でき、転記の手間を省けます。飲食・小売・医療・介護など、多くのスタッフが交代制で働き、シフト管理の手間がかかる業態に向いており、シフト作成にかかる管理者の時間を大幅に削減できるでしょう。
他のAirビジネスツールと連携することで、給与計算などシフト管理以外の業務も一つのシステムで管理することが可能になります。
料金は月額330円/スタッフ〜で、スタッフ数に応じたスケーラブルな料金体系です。ただし、店舗数などで料金が変わるのでご注意ください。
公式サイト:https://airregi.jp/shift/
③ TimeTree

画像引用:https://timetreeapp.com/intl/ja/brand-resources
チームや家族間でのカレンダー共有に特化したアプリです。無料で使えるシンプルな設計で、スマホからの操作性が高く、小規模な現場チームが手軽に予定を共有する手段として広く使われています。コメント機能でメモを残せるため、現場の引き継ぎ情報も一緒に管理できます。
ただし、シフト管理機能や協力会社管理など、業務用途に特化した機能は限られるため、5〜10名程度の小規模チームに向いています。
基本無料で使えます。ビジネスで利用する場合、月額300円のプレミアムプランに加入し、ファイル添付機能を使い、現場の写真を管理している企業も多くあります。
公式サイト:https://timetreeapp.com/intl/ja
④ TimeRex

画像引用:https://timerex.net/
GoogleカレンダーやOutlookと連携して、外部との日程調整を自動化するツールです。
「空き時間のURLを発行 → 相手が都合の良い時間を選ぶ → 自動でカレンダーに登録」という流れで、担当者が1件ずつ調整する手間を省けます。現場部署の管理者が、協力会社や発注先と打ち合わせ日程を調整する場面で活躍します。
無料プランから利用できますが、より多くの機能が必要な場合は有料プランをご検討ください。
有料プランでは、日程調整時の項目カスタマイズなどが可能になり、より現場にそった内容にできます。
公式サイト:https://timerex.net/
⑤ Spir

ビジネスカレンダー×日程調整ツールとして、個人のスケジュール管理と外部との日程調整を一体化したサービスです。複数人が候補日を共有して相手に選んでもらう機能や、チームメンバー全員の空き時間を自動検出する機能が充実しています。
外部との打ち合わせが多い部門の担当者が、調整の往復メールを減らすのに向いています。無料プランで最大2名まで利用でき、より多くのメンバーで使う場合はチームプランを選べます。
公式サイト:https://www.spirinc.com/
【営業・フィールドセールス部署】顧客連携・商談管理が重要な部門
営業部署のスケジュール管理は、単なる予定の共有にとどまらず、顧客・商談情報との紐付けが核心です。「いつ・誰と・何の目的で会ったか」「次のアクションはいつか」という情報をスケジュールと一体管理することで、商談の抜け漏れや重複訪問を防ぐことができます。
また、顧客や取引先との日程調整が頻繁に発生する営業部署では、「相手に合わせた柔軟な調整」と「自社チームの空き時間の可視化」を両立できるツールが求められます。
ツール名 | 向いている業態・規模 | 料金(目安) |
|---|---|---|
LINE WORKS | 中小企業の営業・内勤チーム | 無料(30名)〜月額800円/ユーザー |
Salesforce | 中〜大規模の営業組織 | 無料〜約66,000円/ユーザー〜 |
HubSpot | SMB向け・インバウンド営業 | 無料CRMあり〜有料プランあり |
① LINE WORKS

画像引用:https://line-works.com/guidelines/
ビジネス向けのコミュニケーションツールで、チャット・掲示板・スケジュール・電話・ビデオ通話をひとつのアプリにまとめています。
LINEと同じ操作感でメッセージをやり取りできるため、スタッフへの浸透がしやすく、チャットとスケジュールを往復せずに済む点が営業チームでの評価が高い理由です。顧客・取引先もLINEユーザーであれば外部連携も可能で、社内外のやり取りを一元化できます。
料金は、無料プランが30名まで利用可能で、スタンダードプランが月額450円/ユーザー(年額契約)、アドバンストプランが月額800円/ユーザー(年額契約)です。
公式サイト:https://line-works.com/
② Salesforce

画像引用:https://www.salesforce.com/jp/
国内外の多くの営業組織で採用されているCRM(顧客関係管理)プラットフォームです。
スケジュール管理単体のツールではありませんが、顧客情報・商談履歴・ToDo・活動記録をひとつの画面で管理できるため、営業部署では「CRMに付随するスケジュール管理」として活用されています。
大規模な営業組織での活動管理・分析・レポートに強みがあります。スケジュール管理以外の業務もまとめて効率化したい場合に検討してみるといいでしょう。
公式サイト:https://www.salesforce.com/jp/
③ HubSpot

画像引用:https://help.hubspot.com/ja/
インバウンドマーケティングからセールスまでをカバーするCRMプラットフォームです。
HubSpotのミーティング機能を使うと、自分の空き時間をURLで共有し、顧客が都合の良い時間を予約できる仕組みを無料で構築できます。商談予約・リマインドメールの自動送信・成約後のフォローアップまでが自動化できるため、インバウンドリードを多く扱う営業部門に向いています。
無料CRMから始められ、より高度な機能は有料プランで利用できます。
ただ、料金体系がやや複雑なので、料金を詳しく知りたい方は、以下のサイトもご覧ください。わかりやすくまとめられています。
【2026年最新】HubSpotの料金体系!価格がとても分かりにくいので調べてみた
公式サイト:https://www.hubspot.jp/
【開発・プロジェクト管理部署】タスクとスケジュールを一元管理したい部門
開発チームやプロジェクト管理部署では、スケジュール管理の意味が他の部署と大きく異なります。単純な「いつ・誰が・どこに行く」という配置管理ではなく、「誰が・何を・いつまでに・どれくらいの工数で完了させるか」というタスクの管理がスケジュール管理の本体です。
そのため、一般的なカレンダーアプリでは対応が難しく、ガントチャートや進捗管理・チケット管理と統合されたプロジェクト管理ツールが選ばれます。複数のプロジェクトを並走させる場合でも、担当者のキャパシティが可視化できるツールを選ぶことが重要です。
ツール名 | 向いている用途 | 料金(目安) |
|---|---|---|
Backlog | システム開発・制作チーム | 無料(10名)〜月額82,500円〜 |
Asana | 複数部門をまたぐプロジェクト | 無料(2名)〜月額2,700円/ユーザー〜 |
Notion | ドキュメント管理と一体化したい | 無料〜要問い合わせ |
Wrike | 中〜大規模のプロジェクト管理 | 無料〜要問い合わせ |
① Backlog

日本製のプロジェクト管理ツールで、タスク(課題)管理・ガントチャート・バーンダウンチャート・Git連携など、開発チームに必要な機能を網羅しています。日本語UI・日本語サポートが充実しており、国内のシステム開発会社や制作チームに広く普及しています。タスクにコメントを残す文化が根付きやすく、「誰が・何を・いつまでに」が一目でわかる画面設計が特徴です。
料金は、フリープラン(10ユーザー・1プロジェクト)が無料、スタータープランが月額2,970円(30ユーザー)から全ての機能が使えるプラチナプラン(月額82,500円)などがあり、人数や要望に応じてプランを細かく選択できます。
公式サイト:https://backlog.com/ja/
② Asana

画像引用:https://collection.cloudinary.com/asana/7716121a4d3c9dedb2e1d926ff42a4de?
タスク管理・プロジェクト管理・チームコラボレーションを統合したプラットフォームです。カレンダービュー・リストビュー・ボードビュー・タイムライン(ガントチャート)など、プロジェクトの性質に合わせて表示を切り替えられます。
複数の部門・チームが絡む横断的なプロジェクトで、担当者ごとのタスクと全体のスケジュールを同時に管理するのに向いています。無料プラン(最大2名)から利用でき、より高度な機能はPremiumプランなど(月額約1,200円/ユーザー、年払い)で利用できます。
公式サイト:https://asana.com/ja
③ Notion

画像引用:https://www.notion.so/notion/Media-Kit-205535b1d9c4440497a3d7a2ac096286
ドキュメント・データベース・カレンダー・ガントチャートをひとつの画面で統合できる柔軟なツールです。仕様書・議事録・タスク管理・スケジュール管理をすべてNotionで完結させたいチームに向いています。
自由度が非常に高い反面、設計・運用ルール決めに手間がかかるため、ある程度ITリテラシーが高いチームに向いています。個人用の無料プランから始められ、チームで使う場合は、AI付きのプランなど、様々なプランが用意されているので、料金ページをご覧ください。
AIをつけると、Notionだけで内容が完結するようにもなり時間効率があがるため、AI付きプランがおすすめです。
公式サイト:https://www.notion.so/ja
④ Wrike

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wrike&hl=ja
中〜大規模のプロジェクトチームに向けたプロジェクト管理ツールです。タスク管理・ガントチャート・リソース管理・ダッシュボード・レポート機能を備え、複数プロジェクトを並走させる組織での担当者のキャパシティ管理に強みがあります。
外部のクライアントをゲストとして招待する機能もあり、制作会社やコンサルタントのような外部との協働が多いチームにも向いています。無料プランから始められ、Teamプランは月額$10/ユーザー(2〜15名)、Businessプランは月額$25/ユーザー(5〜200名)です。
公式サイト:https://www.wrike.com/ja/
【企画・バックオフィス部署】社内共有・設備予約を効率化したい部門(3選)
企画部門・総務・人事・経理といったバックオフィス部署では、スケジュール管理の用途が「社内全体の調整役」になることが多いです。会議室・設備の予約管理、全社行事の周知、定期的な社内イベントのリマインドなど、組織カレンダーとして機能することが重要です。
また、バックオフィス部署はすでにMicrosoft 365やGoogle Workspaceを導入している企業が多く、既存の業務システムとの連携コスト(切り替え・移行・習熟) を最小限にすることも選定の重要ポイントです。
ツール名 | 向いている用途 | 料金(目安) |
|---|---|---|
Google カレンダー | Google Workspace導入済みの組織 | 基本無料〜 |
Microsoft Outlook | Microsoft 365環境の組織 | 基本無料〜$22 |
desknet's NEO | グループウェア一体型を求める組織 | クラウド版:月額600円/ユーザー〜 |
① Google カレンダー

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.calendar&hl=ja
Googleのカレンダーサービスで、基本無料で使えます。Google Workspaceを導入している企業では、組織全体のカレンダー共有・会議室予約・リソース管理が一元化できます。招待機能・リマインド・Google Meetとの連携など、バックオフィスが日々使う機能が一通りそろっています。Gmailやドライブとの一体操作がしやすく、すでにGoogle環境が社内に根付いている組織への展開コストが最も低いツールです。
Google Workspace Business Starterなどのプランにすでに加入している場合は、追加料金なしで全機能を使えます。
商談をしていても、使っている人が多いと感じるツールなので、迷ったら使ってみることをおすすめします。
公式サイト:https://www.g-workspace.jp/googleworkspace/calendar/
② Microsoft Outlook

画像引用:https://apps.microsoft.com/detail/9nrx63209r7b?hl=ja-jp&gl=US
Microsoftの電子メール・カレンダー統合ツールで、Microsoft 365の一部として提供されています。メール・カレンダー・連絡先・タスクを一画面で管理でき、組織内のスケジュール共有・会議招集・設備予約をExchangeサーバーと連携して行えます。
Word・Excel・PowerPointなどのマイクロソフト製品を日常的に使う組織では、追加コストなしにカレンダー機能を高度に活用できます。
Googleカレンダーと同じく基本無料で使えます。
Outlook専用の有料プランはないので、課金してアップデートしたい場合はMicrosoft365に加入する必要があります。
公式サイト:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/outlook/email-and-calendar-software-microsoft-outlook
③ desknet's NEO

画像引用:https://www.desknets.com/
日本製のグループウェアで、スケジュール管理・設備予約・掲示板・ワークフロー・ToDo管理など、社内の業務管理に必要な機能を一括して提供します。
独自の操作画面がシンプルで、社内のIT担当者が自社仕様にカスタマイズしやすいのが特徴です。特に会議室・車両・備品といった設備の予約管理機能が充実しており、総務・施設管理部門での評価が高いツールです。クラウド版はライトプランで月額600円/ユーザー〜です。
クラウド版やパッケージ版など様々なプランが用意されているので、予算に応じてプランを選択できます。
スケジュール管理以外もまとめてクラウド化したい場合におすすめです。
公式サイト:https://www.desknets.com/
部署内でスケジュール管理アプリを定着させる3つのポイント

部署に最適なアプリを選んだあとも、実際に定着するかどうかは「運用ルールの設計」にかかっています。特に複数名が使うツールでは、入力方法や使い方がバラバラだと管理が混乱します。以下の3点を部署内で事前に決めておくことが、定着率を高める上で重要です。
入力単位と表示名のルールを統一する
同じツールを使っていても、メンバーによって「出張(〇〇商事)」「商談:大阪」「外出」とバラバラに入力していると、管理者がひと目でスケジュールを把握できません。特に管理者が複数名のスケジュールを俯瞰する場合、入力の粒度と項目名のルールを統一することが必須です。
「予定の種類は○種類まで」「顧客名は社名から記入する」「場所は住所ではなくエリア名で統一する」など、シンプルなルールをひとつのドキュメントにまとめておくと、メンバーが入れ替わっても運用が崩れません。
予定を入れる期限を決める
スケジュール管理ツールの最大の課題は、「入力が遅い・入れない人が出る」ことです。特にスケジュールの変更が発生したときに、ツールへの反映が遅れると管理者が古い情報で動いてしまいます。
「来週分の予定は毎週木曜17時までに入力する」「変更が確定した段階で即日反映する」など、入力タイミングのルールを明文化しておくことで、ツールに常に最新情報が入っている状態を維持しやすくなります。
プライベートな予定の扱いを決める
スマホで使うツールでは、プライベートな予定も同じカレンダーに入れるメンバーが出てきます。会社のスケジュールとプライベートを明確に分けない運用では、管理者が「本当に空いているか」を判断しにくくなります。
「会社の予定のみ入力する」「プライベートはプライベート設定で非公開にする」など、プライベート予定の扱いを統一しておくと、管理者が全体のスケジュールを正確に把握できます。アプリによっては「公開・非公開」の設定を予定ごとに切り替えられる機能があるため、選定時に確認しておくとよいでしょう。
まとめ:部署の業務特性に合ったアプリ選びが、チームの生産性を変える
スケジュール管理アプリの選び方は、部署の業務特性によって変わります。現場スタッフにはスマホ完結・シフト管理が必須であり、営業チームには顧客情報との連携が重要で、プロジェクト管理部門にはタスクとスケジュールの統合が求められ、バックオフィスには既存システムとの親和性がポイントになります。
全社一律でひとつのツールに統一しようとすると、どの部署にも「使いにくい」と感じる部分が残り、結局は使われなくなるリスクが高まります。部署の特性に合ったツールを選ぶことが、スケジュール管理の定着と業務効率化の第一歩です。
関連記事:「メンバーのスケジュール管理|業務の偏りを防ぐ方法5選」
「無料スケジュール管理ツール9選|無料プランで実際にどこまでできるか比較」
現場・外回りのスケジュール管理なら「サポスケ」

現場仕事や外回りが中心の部署でスケジュール管理に課題を抱えている方には、サポスケをご紹介します。
サポスケは、「どこかに誰かが行って仕事をする」という現場仕事に特化して設計されたスケジュール管理サービスです。4つのビュー(月・週・日・リスト)を自由に切り替えられる管理画面と、75歳以上のスタッフでも使えるシンプルなスタッフアプリで、ITに慣れていない現場スタッフへの定着が特に強みです。
- スマホアプリで予定確認・現場報告が完結:外出中のスタッフも常に最新情報を確認できます
- シフト機能:休みのスタッフがグレー表示され、スケジュール作成時にひと目で判断できます
- 協力会社との予定共有:協力会社のスタッフも含めた一元管理が可能です
- プッシュ通知で変更を即時共有:予定の変更があった際に全員へ自動通知されます
ビルメンテナンス・建設・訪問介護・家事代行など、多くの現場派遣型企業に導入されています。まずは2週間の無料トライアルでお試しいただけます。
この記事を書いた人

Paintnote株式会社 / 代表取締役 藤井友輝
現場仕事のスケジュール管理とDX推進に7年携わり、会社としてこれまで累計1,300社以上のスケジュール管理の相談実績を持つ。2018年Plug and Play Japan入社後、不測の事態が多発する現場の管理実態に直面し、2019年に独立。
100社以上のヒアリングを経て、「変数の多い環境下でのスケジュール管理こそが経営の要である」と確信し、2023年にスケジュール管理アプリ「サポスケ」を開発。
現在は、スケジュール管理の最前線で磨き上げた「急な変更にも柔軟に対応できる実践的な管理ノウハウ」として発信している。

