2024年05月09日
ビジネスにおいて時間やスケジュールの管理は成否に直結する重要な要素の1つです。
とは言え、日々の業務に追われ、タスクの優先順位や時間の割り当てなどに割く時間がなかなか取れないこともあるでしょう。
そんな状況を改善しようとスケジュール管理アプリの導入を検討するも、実際の使い勝手の良さや料金面などで二の足を踏んでしまっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スケジュール管理アプリの中でも特に導入の手間やコスト面に着目して、無料で使えるスケジュール管理アプリについてご紹介します。
無料であることのメリットや注意点についても解説していますので、ぜひアプリを選ぶ際の参考にしてください。
個人や企業を問わず、日々の業務を効率的に進めるためにはスケジュールをいかに管理するかが重要となります。
そこで改めて、スケジュール管理がなぜ重要なのか、ビジネスにおける生産性の向上にどのように貢献するのかを詳しく掘り下げてみたいと思います。
スケジュール管理の目的は非常に多岐に渡りますが、業種やシチュエーションを問わず挙げられる主要なものをいくつかご紹介します。
時間の最適化
スケジュール管理により、1日の時間を効率的に割り振ることができます。
すべてのタスクや活動に優先順位をつけることで、重要なタスクに十分な時間を確保し、緊急性の低い事項は後回しにするなど、時間を無駄なく利用することができます。
特に、こまごまとした業務をいくつも抱えることが多い企業の総務担当や事務担当、また多くの人材を管理する立場にあるマネージャー職の方々にとっては、日々の時間の最適化は必須でしょう。
進捗の可視化
スケジュールを通して、プロジェクトやタスクの進捗状況を明確に把握することができるため、日程の調整やリソースの再配分などが容易におこなえます。
また可視化できているということは他の人間にも共有することができるということでもあり、チームでの活動が多い業種などにおいては特に重要な項目と言えるでしょう。
ストレスの軽減
スケジュールやタスクを計画的に管理することで、日常のストレスを低減する効果も見込めるでしょう。
効率的なリソース管理により期限に余裕をもった進行ができ、締め切り直前に急いで作業をする状況も少なくなります。
その結果、残業時間や他の業務への圧迫なども減り、身体的、精神的なストレスを低減すると共に、全体としての健全性を確保することができます。
スケジュール管理がビジネスにおいていかに重要な要素であるかはわかりましたが、一方でいくつかの課題も存在します。
スケジュール管理におけるよくある課題についても知っておきましょう。
時間の見積もりの難しさ
スケジュールを管理する上で、それぞれのタスクにかかる時間を正確に見積もることは非常に難しく、過小評価されがちな部分でもあります。
計画段階では問題ないように思えても、いざ着手してみると想定よりもボリュームのある業務だったり、担当する人間による技能の差などにも影響され、その結果スケジュール通りに進行しないケースも。
スケジュール管理に関しては、どうしても管理者の経験や実績に依存してしまう場合が多いのが現実です。
とは言え、リソース管理にゆとりを持たせたり、進捗に合わせて臨機応変にスケジュールを変更するなど、管理アプリやサービスなどを効果的に使うことである程度緩和することは可能です。
アプリによっては業務の進捗状況をリアルタイムで確認できる機能などもあるため、選定基準の1つとして押さえておくとよいかもしれません。
スケジュールの過密化
効率化を図るあまり、過密なスケジュールを組んでしまうというのはよくある話です。
ただイレギュラーというのはどうしても付きまとうもので、1日のスケジュールを詰め込みすぎると、予期せぬ遅延が発生した際の対応が難しくなってしまいます。
さらにはその穴埋めによりストレスが増加し、生産性の低下を招くといった負の連鎖にも繋がりかねません。
こういった際にもスケジュール管理アプリは有効で、あらかじめタスク間に適切なブレークタイムを設定しておくことで、リアルタイムでのスケジュールの調整に一役買ってくれます。
また、カレンダー機能などで可視化することにより過密度を一目で確認できる点も、健全なスケジュール管理を行うための判断を助けてくれるはずです。
優先順位の設定ミス
タスク優先度の判断も、スケジュール管理を行う上での大きな課題の1つと言えるでしょう。
タスクの数が増えてきたり、想定よりも重いタスクだった場合などに、即座に優先度を判断できなければ全体の進行に大きな歪みが及びかねません。
最近のスケジュール管理アプリであれば、タスクの重要度や緊急度をメモする機能はもちろんのこと、優先順位を自動で判断して表示してくれる機能などが備わっているものなどもあります。
流動的な業務の多い業種であれば、タスクの優先度や取捨選択を行う上でこういった機能を活用するのもよいかと思います。
ここまで、スケジュール管理における課題を見てきました。これらの課題の解決策の一つに挙げられるのは、アプリなどのツールの導入です。次章では、アプリ選びのポイントを確認します。
スケジュール管理の重要性について確認できたところで、本題のスケジュール管理アプリについても理解を深めていきましょう。
まずはスケジュール管理アプリを選ぶ際に、最低限押さえておきたいポイントをいくつかご紹介しておきます。
自分にとっての最適なアプリを選ぶ上での参考にしてください。
まずは当然ですが、アプリが提供する機能を確認して必要なものが含まれているかどうかをチェックしましょう。
タスクのリマインダー機能や、他メンバーとの共有機能など、必要としている機能を一度リストアップしてみるのもよいかと思います。
また無料で提供されるアプリを選ぶ場合、有料版と比べて機能が制限されているものもありますので、その点にも注意が必要です。
スケジュール管理という日常的な用途上、操作頻度はかなり高いはずです。
アプリのインターフェースが直感的かどうかは日々のストレスに直結する可能性が高いため、選定基準としてかなり優先度の高い項目と言えるでしょう。
また、たとえ機能は充実していても、使い方が複雑で習熟に手間がかかるようなものだと、普及まで時間が掛かりすぎたり、本業の効率を落としてしまったりと、逆効果になってしまうケースもあるため、しっかりと事前に試用などして確認しておくことが望ましいです。
ユーザーサポートやユーザーコミュニティが充実しているかどうかは、アプリの選定において非常に重要なポイントです。
何かトラブルが起きたり操作方法が分からない場合に、迅速なサポートを受けられるかどうかはあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
併せて、アプリの更新頻度もある程度確認しておきましょう。
定期的な更新はセキュリティ面や機能面の拡充にも繋がるため、できるだけ活発な運営が行われているアプリを選ぶのもポイントの1つです。
他のユーザーによるフィードバックや評価は、アプリの選定において非常に参考になるでしょう。
ポジティブなレビューの多いアプリはそれだけ信頼性も高く、実際の使用感においても期待できます。
レビューや口コミなどユーザーからの生の声が確認できればベストですが、見つからない場合は本記事のような比較・紹介ページを参考に検討するのもおすすめです。
事業が成長するにつれて、より複雑なスケジュール管理が必要になるケースもあるかと思います。
そういった場合を考えて、アプリが将来的に拡張可能か、またカスタマイズなどに対応しているかどうかも、念のため確認しておくとよいでしょう。
ただし、こういった拡張性に関しては無料アプリではなかなか対応しきれないことがほとんどですので、どうしても必要な場合には有料アプリの導入も検討してみてもよいかもしれません。
このように、アプリの選択にはいくつか見るべきポイントがあります。また、スケジュール管理アプリの中でも、用途によって必要な機能は変わってきます。次章では、用途別に幾つかのツールを比較して見ていきます。
無料で使えるスケジュール管理アプリの中から、特に人気のものを用途別にピックアップしました。
独自の調査による評価基準も添えてみましたので、アプリ選定の参考にご活用ください。
アプリ名 | 導入しやすさ | 操作性 | 機能の充実度 | |
---|---|---|---|---|
プロジェクト 管理機能特化 | Asana | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
Trello | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | |
Click Up | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | |
Zoho Projects | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | |
チームコミュニケーション・チーム管理機能特化 | LINE WORKS | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
Chatwork | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | |
Evernote | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | |
タスク管理機能特化 | Microsoft To Do | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
Todoist | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | |
個人用スケジュール管理機能特化 | Googleカレンダー | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
Yahoo!カレンダー | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | |
Time Tree | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
このように、アプリも様々な角度から見るとそれぞれ特徴が異なることがわかると思います。次章では、比較したアプリの具体的な機能を見ていきます。
ではピックアップした無料アプリについて、それぞれの特徴やどんな方におすすめなのかを詳しく解説していきます。アプリ選定時の参考にしてみてください。
まずは無料で使えるスケジュール管理アプリの中から、特にチーム運用やプロジェクト管理の機能をメインにしたものからご紹介します。
Asana
画像引用)https://asana.com/ja
Asanaは、チームのプロジェクト管理とタスク管理を一元管理できるのが特徴です。
チームメンバーへのタスクの割り当てや、タスクごとの期限や優先度の設定などにより、プロジェクト全体の進捗状況を視覚的に把握することができます。
・無料版で制限される機能
基本的な機能は無料でも使用できますが、カスタマイズ機能や進捗レポート機能などの一部高度な機能は制限されています。
また登録可能なチームメンバー数も無料版では10人までに制限されています。
・こんな人におすすめ
チームでのプロジェクト管理を行う企業やタスク共有が必要なチーム向け。
・こんな人には不向き
個人での利用や低予算で高度な機能を求める方など。
Asana 公式サイト:https://asana.com/ja?noredirect=
Trello
画像引用)https://www.atlassian.com/ja/blog/trello-public-board
Trelloは、カードデザインのインターフェースを採用したプロジェクト管理に特化したアプリです。
シンプルなデザインのプロジェクトボード上にタスクカードを作成・配置していくことで視覚的にも操作的にも簡単に進捗状況を把握することができます。
またチームでの共有管理も可能で、各カードにチェックリストや添付ファイル、コメントなどを追加することで、情報の伝達もスムーズに行えます。
・無料版で制限される機能
無料版でも一通りの基本機能は使用できますが、同時に管理できるプロジェクトボードの数や、各ボードにおけるセキュリティやプライバシー設定などに制限が掛かります。
・こんな人におすすめ
できるだけシンプルにプロジェクト管理をしたい小~中規模のチーム向けなど。
・こんな人には不向き
大規模な企業や、複雑なプロジェクトを管理する必要があるユーザーなど。
Trello 公式サイト:https://trello.com/ja
Click Up
画像引用)https://www.clickupprimer.com/0010-basic-what-is-clickup/
Click Upは、無料で使えるスケジュール管理アプリの中でもかなり多機能な点が特徴です。
タスク、ドキュメント、スケジュールなどを一元管理することができ、リアルタイムチャットや共同編集機能などのチームコミュニケーション機能も備わっています。
・無料版で制限される機能
無料版のClick Upでは使用できるストレージ容量やレポート機能などに制限が掛けられています。
またゲストに対するアクセス権限の設定なども無料版ではできないため、大規模なチームプロジェクトで使用する場合は有料版へのアップグレードが必要でしょう。
・こんな人におすすめ
1つのプラットフォームに複数の機能を集約したい方、複数のチームプロジェクトのマネージャーなど。
・こんな人には不向き
シンプルで直感的なアプリを求める方、小規模なチームなど。
Click Up 公式サイト:https://clickup.com/
Zoho Projects
画像引用)https://www.zoho.com/jp/projects/
Zoho Projectsは、タスク管理、マイルストーン設定、進捗の追跡などプロジェクトの管理に特化したアプリです。
スケジュール管理はもちろんのこと、リソース管理やバグトラッキング機能などにより、プロジェクトの効率化に有効な機能が一通り揃っています。
・無料版で制限される機能
無料版では、管理可能なプロジェクト数やチーム人数、高度なレポート機能などに制限が掛けられています。
またストレージ容量にも制限があるため、大規模なプロジェクトに対応するには有料版へのアップグレードが必要です。
・こんな人におすすめ
詳細なタスク管理、リソースの割り当て、進捗追跡などを一元的に管理したい方など。
・こんな人には不向き
プロジェクト管理アプリに不慣れな方、小規模なチームなど。
Zoho Projects 公式サイト:https://www.zoho.com/jp/projects/
続いて無料で使えるものの内、チーム内でのコミュニケーション機能に特化しているタイプのスケジュール管理アプリをご紹介します。
LINE WORKS
画像引用)https://utilly.jp/article/lineworks/2/
LINE WORKSは、コミュニケーション機能とタスク管理機能を一元化するプラットフォームです。
カレンダー機能などはもちろんのこと、LINEでもお馴染みのチャット機能やビデオ会議などの機能も搭載されています。
またLINEアプリと連携することができるのも魅力の1つです。
・無料版で制限される機能
無料版では使用できるユーザー数や共有ストレージの容量に制限が掛かります。
またビデオ会議機能についても、無料版では最大4人までしか接続できず、時間も60分の制限があります。
・こんな人におすすめ
社内のコミュニケーションやタスク管理をLINEで完結させたい方、リモートワークなどで複数の場所に分散しているチームメンバーの管理者など。
・こんな人には不向き
大企業や複雑なプロジェクト管理が必要な企業、高度なカスタマイズ性を求める方など。
LINE WORKS 公式サイト:https://line-works.com/
Chatwork
画像引用)https://corp.chatwork.com/ja/about/?adcode=orgicOthmecolumn_floatingcta1a
Chatworkは、ビジネスコミュニケーション機能とタスク管理機能を統合したクラウドベースのプラットフォームです。
シンプルなインターフェースで、リアルタイムチャット機能はもちろん、タスク管理やビデオ会議機能を搭載しています。
・無料版で制限される機能
無料版では、グループチャットの数や過去ログの保存期間、ビデオコール機能に制限が掛けられます。
・こんな人におすすめ
日常業務で多くのコミュニケーションが求められる方、手軽にタスクやスケジュール管理を行いたい方向け。
・こんな人には不向き
高度なカスタマイズ性を求める方、複雑なプロジェクト管理機能が必要な方など。
Chatwork 公式サイト:https://go.chatwork.com/ja/
Evernote
画像引用)https://evernote.com/ja-jp
Evernoteは、メモ帳機能や情報整理機能、タスクリストの管理機能などが一体化したツールです。
ユーザーはテキスト、画像、音声などの様々なコンテンツを保存し、色々なデバイスから簡単にアクセスすることができるのが特徴です。
紙媒体のノートを使うような感覚で情報整理ができ、検索機能なども充実しているため情報の取り出しが非常に手軽な点も人気の理由でしょう。
・無料版で制限される機能
無料版では月間でアップロードできるデータ量に制限が掛けられ、オフライン時のアクセスや、複数デバイスでの同時アクセスなどの一部の高度な機能も使用することができません。
またカスタマーサポートの受付も有料版のみの対応となっているため注意が必要です。
・こんな人におすすめ
たくさんの情報を整理、アクセスする必要のある方、研究者や作家など。
・こんな人には不向き
単純なタスク管理やカレンダー機能を求めているユーザー、高度なプロジェクト管理を行いたいユーザーなど。
Evernote 公式サイト:https://evernote.com/ja-jp
無料で使えるスケジュール管理アプリの中でも、特にタスク管理機能に特化しているタイプのアプリもご紹介しておきたいと思います。
Microsoft To do
画像引用)https://apps.microsoft.com/detail/9nblggh5r558?rtc=1&hl=pt-pt&gl=PT
Microsoft To doは、シンプルで使いやすいタスク管理アプリです。
ToDo形式で日々のスケジュールを管理することができ、他にもMicrosoft 365との統合によりOutlookなどの他サービスとの同期機能も備えています。
・無料版で制限される機能
Microsoft To doには有料版は無く、基本的にすべての機能を無料で使用することができます。
強いて挙げるとすれば、Microsoft 365との統合機能をフル活用するためにMicrosoft 365側のサブスクリプションが必要になる場合があります。
・こんな人におすすめ
日々の業務や個人的なタスクを効率的に管理したい個人ユーザーなど。
・こんな人には不向き
大規模なプロジェクト管理やチームでの連携機能などを求める方。
Microsoft To Do 公式サイト:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/microsoft-to-do-list-app
Todoist
画像引用)https://apps.microsoft.com/detail/xp99k37g9cwbdc?hl=ja-JP&gl=SE
Todoistは、直感的で使い勝手の良いタスク管理アプリです。
プロジェクトやタスク管理はもちろん、リマインダーや進捗追跡の機能などによりスケジュール管理をサポートしてくれます。
また多言語に対応しているのも特徴の1つと言えます。
・無料版で制限される機能
無料版では管理できるタスク、プロジェクト、コメント数などに制限が掛かっています。
またデータの自動バックアップやリマインダー機能などは一部有料版のみの機能となっています。
・こんな人におすすめ
日々のタスクを効率的に管理したい人、小規模なチームなど。
・こんな人には不向き
大規模な企業やプロジェクトの管理機能を求めている方など。
Todoist 公式サイト:https://todoist.com/ja
最後に、無料で使えるスケジュール管理アプリの中でも、個人向けのスケジュール管理に特化したアプリをご紹介します。
Googleカレンダー
画像引用)https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.calendar&hl=ja
Googleカレンダーは、個人のスケジュール管理に特化したアプリの1つで、直感的な操作や使い勝手のよさに定評があります。
また予定や会議などを管理できるだけでなく、複数のカレンダーの表示と共有機能やGoogleの他のサービスとの高度な連携機能も大きなポイントです。
・無料版で制限される機能
Googleカレンダーは基本的に無料でほとんどの機能を使用することができます。
一部、会議室の予約機能など特殊な機能のみ、有料版であるGoogleWorkspaceのアカウントを持つユーザー限定の機能となっています。
・こんな人におすすめ
個人のスケジュール管理を簡単かつ効率的に行いたい方、Googleの他サービスを頻繁に使用する方など。
・こんな人には不向き
高度なスケジュール管理機能やカスタマイズ性を求める方など。
関連リンク:【Googleカレンダー使い方】スケジュールを共有する上での注意点と具体的な方法は?
Yahoo!カレンダー
画像引用)https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yahoo.android.ycalendar&hl=ja
Yahoo!カレンダーは、シンプルながら最低限のスケジュール管理機能を搭載したオンラインカレンダーアプリです。
基本的には個人での利用を想定されているため、直感的な操作性や天気情報などの日常生活に基いた機能を多数備えています。
・無料版で制限される機能
無料版では、カレンダーの使用時に広告が表示されることがあります。
機能面においては特に制限無く利用することができます。
・こんな人におすすめ
シンプルで使いやすいカレンダー機能を求める個人ユーザー、普段からYahoo!サービスを利用している方など。
・こんな人には不向き
プロジェクトの管理やチームでの運用機能を求める方など。
Yahoo!カレンダー 公式サイト:https://calendar.yahoo.co.jp/info/
Time Tree
画像引用)https://timetreeapp.com/intl/ja/newsroom/2020-09-01/timetree-6th
Time Treeは、指定したグループ間でカレンダーを共有することに特化したアプリです。
ユーザーは個々のカレンダーを作成し、それを他のメンバーと共有することでお互いのスケジュールを把握、管理できます。
基本的には家族や友人間など、個人での利用を想定された機能が備わっています。
・無料版で制限される機能
基本的なカレンダー共有機能は無料で利用可能ですが、一部カスタマイズ機能や、広告の非表示化には有料版へのアップグレードが必要となります。
・こんな人におすすめ
小規模なグループに対して予定を共有したい方、グループメンバーの予定を手軽に把握したい方など。
・こんな人には不向き
中規模以上のビジネスシーンや複雑なプロジェクト管理機能を求める方など。
Time tree 公式サイト:https://timetreeapp.com/intl/ja
関連リンク:【超基礎】仕事でのタイムツリーの使い方講座
このように用途別に見ても、それぞれに向き不向きがあります。次章では、無料アプリのメリットデメリットを詳しく見ていきます。
無料のスケジュール管理アプリは手軽に使えて便利なツールですが、やはり無料であることによるメリットとデメリットが存在します。
ここで改めて、無料アプリを使う上での主な利点と潜在的な欠点について詳しく掘り下げておきたいと思います。
まずは無料スケジュール管理アプリを選ぶメリットについて確認していきましょう。
コスト面の負担を低減
まず最大のメリットとして、無料のスケジュール管理アプリは初期コストが大幅に削減できるという点が挙げられます。
特にスタートアップ企業や個人事業主にとっては、貴重な資金やリソースを他のビジネスニーズに充てることができるため、心強い味方となってくれるはずです。
すぐに利用開始が可能
基本的に無料のアプリであれば、アカウントの作成やメールアドレスの登録を行うだけで利用を開始できるものがほとんどです。
必要に応じてすぐにスケジュール管理を始めることができるため、ツールの導入にかかる手間や時間を削減できる点は大きなメリットと言えるでしょう。
続いて、無料スケジュール管理アプリを選ぶデメリットについても確認していきましょう。
機能に制限や限界がある
無料アプリは基本的に、シンプルさや使いやすさに重点が置かれているケースが多く、ビジネスの成長と共に必要となってくる高度な機能に対応しきれない場合があります。
また、有料版が別で用意されているアプリの場合は、無料で利用できる機能が制限されていることがほとんどです。
そのため、将来的には有料版へのアップグレードや別のアプリへの移行なども検討しつつ、繋ぎとして使用するという使い方も1つの選択肢でしょう。
アップデートや仕様変更によるリスク
無料アプリは、人気のあるものほど頻繁にアップデートや仕様変更が行われることがあります。
これはアプリが常に最新の状態を保てるというメリットがある一方で、使い慣れた機能や設定が、予告なく変更されてしまうリスクも孕んでいます。
また最悪の場合、サポートが停止してしまったり、アプリの運営自体が止まってしまうケースなどもあるため注意が必要です。
このように、無料アプリの場合、スケジュール管理や業務を効率化させるためには不十分な点もあります。その解決策となり得るのが有料アプリです。有料アプリは一般的に無料アプリと比べ、使える機能が多くあります。
しかし、有料アプリの導入には費用がかかるデメリットがあります。そこで次章では、有料アプリへの変更を検討するタイミングを紹介します。
無料のスケジュール管理アプリを使用する中で、どういったタイミングで有料アプリへの移行やアップグレードを検討すべきでしょうか。
ここでは有料アプリへの移行を考えるべき代表的なシグナルについていくつかご紹介しておこうと思います。
無料アプリを使用する場合、100%すべての仕様に満足できていたり、求める機能がすべて備わっているというケースは非常にレアだと思います。
ある程度の妥協点を抱えたまま使用する中で事業が大きくなってくると、機能面において業務の効率化や成果に影響が出始めるのは必然と言えるでしょう。
そういったタイミングで一度有料アプリ、特に機能のカスタマイズ性を重視したものへの移行を検討することをおすすめします。
事業の拡大によって顧客数が増えたり、より機密性の高い情報を扱うようになった場合、より強固なセキュリティ機能を持つアプリへの切り替えを検討すべきかもしれません。
無料アプリでは対応できないセキュリティのニーズに応じて、適切なアプリ選びを行うようにしましょう。
チームが拡大し、より多くのユーザーでアプリを使用するようになった場合、無料アプリのユーザー数制限や機能制限が障壁となるケースがあります。
有料アプリでは、より多くのユーザーをサポートできたり、チーム全体のスケジュール管理などをスムーズに行える機能が用意されている場合が多いです。
プロジェクトの複雑さが増すにつれて、専門的なサポートや追加サービスが必要になることがあります。
無料アプリではそういった窓口が設けられていなかったり、限られたサポートしか提供されていない場合が多いため、より高度なカスタマーサポートが提供されている有料アプリへの移行が、結果としてコストの低減に繋がるでしょう。
もうすでに無料アプリに限界を感じている方、無料アプリでは求める機能が満たせず有料アプリを検討中の方は、私たちが提供する「サポスケ」を一度お試しください。有料アプリを検討されている方の中には、このような考えをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
・導入しても機能を使いこなせるか不安
・いくら便利でも無駄に機能が多いと操作がややこしい
・導入や操作に慣れるまでに時間を掛けたくない
こういった悩みは、「サポスケ」がすべて解決します。
サポスケは、ITに不慣れな方でも直感的な操作と見やすい画面により、すぐに使いこなせるよう使いやすさを最優先に設計されている他、各ユーザーに合わせた自由なカスタマイズが可能です。
不必要な機能に惑わされることなく、必要な機能だけに絞り込むことで、それぞれの職場環境にぴったりのスケジュール管理アプリを実現できます。
またアプリの導入から定着に至るまで、充実の伴走支援により徹底的に不安を解消します。
マニュアル等を熟読する時間を取れない方にも安心してお使いいただけるよう、専門スタッフによる丁寧なサポートで、あらゆる疑問やトラブルに迅速に対応します。
今まで感じていた不安や不満点を、ぜひ「サポスケ」で解消してください。
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