2024年11月17日
現場でのスケジュール管理が思うように進まなくて困っていませんか?
しかし、スケジュール管理を適切に行うことで、作業時間が減少したり、顧客や取引先からの信用を獲得できるなどのメリットがあります。
そこで今回は、実際にあったスケジュール管理の事例と、おすすめのツールも紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
現場におけるスケジュール管理の問題は以下の3つです。
・情報共有の意識が低い
・突発的なスケジュール変更のお願いが多い
・アナログからデジタルへの切り替えができていない
1つずつ解説していきます。
現場の作業者・スタッフの情報共有の意識が低いことが問題の1つです。
なぜ問題なのかというと、情報が共有されないと適切な配置をできないからです。
たとえば、以下のような作業があるとします。
・作業A……重量物の荷揚げ(4人必要)
・作業B……荷揚げする前の準備(2人必要)
スケジュール管理者は作業Aをすると思ってスケジュールを組んでいたのに、実際は作業Bをやるとなると現場で2人余ってしまいます。
情報共有の意識が低いと、上記のようなムダを引き起こす可能性があります。
ではなぜ、情報共有の意識が低くなってしまうのでしょうか。
情報共有の意識が低い原因としては、
・情報共有の重要性を認識していない
・日々の業務に追われて対応できていない
・現状の情報共有で十分だと思っている
・情報共有しやすい環境が整っていない
といったことが考えられます。
解決策としては「情報共有の意識が低いことを理解してもらった上で、情報共有しやすい環境を整える」ことです。
何事もなく現場がスムーズに行くことはそうそうありません。
工程表どおりに予定をしていたとしても「申し訳ないんですが、内装工事が押しているので工事日を2~3日ズラしてもらえますか?」といった相談は日常茶飯事です。
ズラすだけで解決できればいいですが、他の案件も絡んでくるため、「アッチの作業を前倒しにするために〇〇さんと交渉するか」といったように、再度スケジュールを組み直さなくてはいけません。
多くの人が携わって現場が成り立つので、突発的なスケジュールの変更はどうしても起こってしまうことでしょう。
解決策としては、自社のスケジュール管理の効率化をすることです。
ホワイトボードや手帳などアナログな方法ばかりで、ITツールなどを利用したデジタルな方法でのスケジュール管理に切り替えられていない会社は多いです。
しかし、アナログな方法からデジタルな方法でのスケジュール管理に変えることで、格段に業務改善につながります。
アナログな管理方法のデメリットして
・スケジュール確認がすぐにできない
・ひと目でわかりにくい
・スケジュールの共有がしにくい
などがあります。
上記のデメリットは、スケジュール管理アプリなどのITツールを導入することで解消されます。ITツールを導入すると、多くのムダがなくなり、新たな時間を生み出せます。
デジタル化することで生み出された時間により、新規の営業活動に注力したり、会社の経営改善などの業務に着手したり、会社としてプラスの働きが期待できることでしょう。
ここまで、現場でのスケジュール管理がうまくできない理由を解説してきました。
しかし、たった3つのコツを意識するだけで、より効率的なスケジュール管理が可能になることはご存知でしょうか?
次章では、現場でのスケジュール管理のコツを3点確認していきましょう。
現場でのスケジュール管理のコツは以下の3点です。
・情報を共有する
・必要な時間を詳細に計算する
・予備の時間も確保しておく
現場でのスケジュール管理のコツ1つ目は、「情報共有をする」ことです。
例えば情報の共有を行うことにより、現場のスタッフ全員がスケジュールを確認できるようになった場合、スタッフ全員が今後の予定を自分で把握しやすくなります。
その結果、スタッフ1人1人が、行うべき行動がわかりやすくなります。その結果として作業効率が向上するでしょう。
情報共有ができておらず、労働時間が長くなっていた実際の事例をご紹介します。
ある会社では、誰が現場に行ったかなどの情報が本部と現場の間で取れていませんでした。そのため本部で請求書や日報作成の際に、過去のスケジュール情報をまとめたExcelファイルをさかのぼり、各人のスケジュールを手作業で確認していました。
その結果、1ヶ月あたりおおよそ1日分程度の時間がかかり、本部の負担にも繋がっていました。
現場でのスケジュール管理のコツ2つ目は、「必要な時間を詳細に計算する」ことです。
それぞれの作業にかかる時間を甘く見積もってしまうことで、無理のあるスケジュールで作業を進めざるを得なくなった場合、スタッフの身体的・精神的ストレスによりチームの生産性が低下することも考えられます。
しかし逆に、余裕を持ちすぎるスケジュールの場合は、機会喪失により利益を最大化することが難しくなってしまいます。
そのため、作業に必要な時間を可能な限り正確に見積もることが重要になります。
しかし、実際に作業にかかる時間は現場の状況によるものが大きいため、実際に現場で働いているスタッフからの意見を取り入れることが重要になるでしょう。
現場でのスケジュール管理のコツ3つ目は、「予備の時間も確保しておく」ことです。
現場でのスケジュール管理では、天候などにより作業が中止になったり、延期などによりスケジュールが変更になる場合もあります。
スケジュールの変更などにより納期が遅れてしまった場合、顧客からの信用を失う可能性もあります。
逆に、トラブルがあっても納期に間に合わせることができた場合は、信用を掴み取ることもできるでしょう。
しかし、天候や資材遅れなどの予期せぬトラブルを予測することは難しいため、スケジュールの変更が起こっても大丈夫なように、予備の日程や時間を確保しておくことが重要です。
また、予備の時間があることによる心の余裕も生まれることで、スタッフの負担軽減にも繋がります。
ここまで、スケジュール管理のコツについて解説してきました。次章では、実際の事例を用いて、スケジュール管理の方法を紹介します。
今回紹介する事例は以下の4点です。
・スケジュールの詳細は電話やLINEで伝える
・大まかな配置から行う
・変更のあったスケジュールは付箋で目立たせる
・ITツールを導入する
1つずつ解説します。
実際の事例1つ目は、「スケジュールの変更を電話やLINEで伝える」方法です。
スケジュールに変更があった場合、変更に気が付かずに誤った現場に行ってしまう可能性もあります。
しかし、電話を利用し、スケジュールの変更を伝えることで、相手に直接内容を伝えることができる他、着信音や振動などで相手に気がついてもらえる確率が高まります。
最近では、LINEを使ってスケジュールの変更を伝えている会社も多くあります。
具体的な内容ですと、TimeTreeなどスケジュール管理アプリで大まかなスケジュール管理を行い、現場名などの詳細は電話、LINEで伝える方法です。
実際、この方法をとっている会社様はかなり多くいらっしゃいます。新たなツールの導入が最小限である上、費用も抑えられるため、色々な企業様で始めやすいこともポイントです。
実際の事例2つ目は、「大まかな配置から行う」方法です。
現場においては、スケジュールを作成しても、突発的な修理が必要になったり、資材の遅れなどで思った通りにスケジュールが進行しないこともあります。
そこで、微調整として、進捗状況に応じて人員を後から配置する企業様もいらっしゃいました。
具体的な手順だと、はじめに案件ごとに大まかな人員配置を決めた後、進捗状況に応じて必要なスキルをもった人員をあとから配置するといった手順です。
スケジュールに変更があっても予定を計画通りに実行することで、取引相手の企業様からはどんな時でも納期を守ってくれるといった印象を与えることができます。
そのため、スケジュールを微調整し、納期の遅れを防ぎやすくすることは重要なポイントになります。
実際の事例3つ目は、「変更のあったスケジュールを付箋で目立たせる」方法です。
スケジュールの変更があった際の情報共有がうまくできないと、誤った現場に行ってしまう可能性もあります。
情報共有をうまく行うためには、電話を活用することで気がついてもらうことが効果的です。
しかし、電話は一斉に電話をかけることが難しいため、情報を共有する人数が多い場合は、一人一人に電話する必要がありますが、手間がかかります。
そこで、ホワイトボードでスケジュール管理を行っている場合は、変更があったスケジュールを付箋で目立たせると効果的です。
付箋で目立たせることにより変更点を素早く発見できるため、スケジュールを確認する際の効率化にも繋がります。
実際の事例4つ目は、「ITツールを導入する」方法です。
ITツールとは、スマートフォンやパソコンでスケジュール管理ができるツールのことです。
ITツールを導入していない場合、作業は、最大限効率化できるとは言えません。
例えば、ホワイトボードにマグネットを貼っていてスケジュール管理をしていたとある会社では、翌週分のスケジュールを作成する際、ミスを防ぐために全てのマグネットを外してから、スケジュールを組み直していました。
そして、このリセット作業には、確認を含め3時間以上かかっていました。
さらにミスを防ぐために前日に再度予定が正しいか確認する作業も含めると、さらに時間がかかっていました。
しかし、ITツールの導入によって、大まかなスケジュールの型を登録することが可能になったためリセット作業にかかる時間が0になりました。
さらに、シフト管理においても画面上の色で出勤の可否がわかるようになったため、作業効率が向上しました。
ここまで、実際の現場での事例を用いて、スケジュール管理の方法を紹介してきました。
今回紹介した方法を用いることで、さらに効率的なスケジュール管理ができるようになった企業様の知恵が詰まった方法です。
そして、今回紹介した4つの方法の中で最もおすすめしたいのが、「ITツールを導入する」方法です。
次章では、なぜITツールがおすすめなのかどうか、さらに詳しい理由を見ていきましょう。
現場でのスケジュール管理にITツールの導入をおすすめする理由は以下の3つです。
・スケジュール管理の手間が減る
・スケジュールの共有が楽になる
・その他の業務効率化にもつながる
1つずつ解説していきます。
スケジュール管理にITツールを導入する1つ目の理由は「スケジュール管理の手間が減る」です。
スケジュール管理にITツールを導入することで、スケジュール管理の手間が減ります。
なぜなら、パソコンやスマートフォンで簡単にスケジュール管理できるからです。
たとえば、ホワイトボードでスケジュール管理をしていて、急なスケジュール変更があったとします。その場合には、一旦メモを取り会社に帰って記入するか、事務員に連絡して書き換えてもらう必要があります。
ですが、ITツールを導入すればその場でスケジュールの変更が可能です。
タスク漏れも防げますし、事務員の時間を使う必要もありません。
ITツールを導入すれば、スケジュール管理の手間が減り業務改善につながります。
スケジュール管理にITツールを導入する2つ目の理由は「スケジュールの共有が楽になるから」です。
スケジュール管理アプリは、ボタン1つで最新のスケジュールを共有できたり、リアルタイムで変更されたりします。
わざわざ、作業者やスタッフにLINEや電話で連絡してスケジュールを伝える必要がありません。スケジュールの確認は個人のスマートフォンから確認できます。
「ウチのスタッフさんはIT関係に弱いから使えるか心配…」という方もいるかと思いますが、安心してください。
高機能すぎるものではなく、シンプルで使いやすいスケジュール管理アプリもあります。
スケジュール管理にITツールを導入することで、スケジュールの共有が楽になります。
スケジュール管理にITツールを導入する3つ目の理由は「その他の業務効率化にもつながる」です。
多くのスケジュール管理アプリには、スケジュール管理機能以外の機能も備わっています。
スケジュール管理機能以外としての機能は、
・写真や図面などの資料共有
・チャット
・日報の作成
・工程表の作成
・案件管理
などがあります。
LINEなどのチャットツールで行っていた、現場の資料や図面の共有などもスケジュール管理アプリで行えるものもあります。
また、その日の作業がどこまで進んだのか、といったように日報としても使えるので、現場の進捗状況の共有になります。
現場の作業者・スタッフが少し面倒に感じている業務が、ITツールの導入によって効率化できます。
この章ではスケジュール管理にITツールがおすすめの理由を3つ紹介してきました。
本章で紹介した通り、ITツールは便利なツールです。しかし、現場でのITツールの導入は進んでいないのが現場です。次章では、現場でのIT化が進んでいない理由を説明していきます。
現場でのIT化が進まない理由は以下の通りです。
・職人がサービスを使ってくれない
・ITツールが苦手な人もいる
・サポートがないと自社用にカスタマイズして使い切ることができない
・忙しく導入しても利用できない
1つずつ解説します。
現場でのIT化が進まない理由の1つ目は、「職人がサービスを使ってくれない」ためです。
現場の職人には高齢の人も多いです。職人の中には、スマートフォンなどのデバイスの使い方がわからずに、スケジュール管理アプリを導入しても使ってくれない可能性もあります。
例えば建設業の場合、55歳以上の人の割合は36%前後だとわかり、これは全業界と比べて高い数字です。
画像引用:https://www.nikkenren.com/publication/handbook/chart6-4/index.html
現場でのIT化が進まない理由の2つ目は、「ITツールが苦手な人もいる」ためです。
現場の中には、様々な年齢、得意不得意、専門性を持った多種多様な人材がいます。
その中にはITツールに対して苦手意識を持っている人もいます。
そのため、現場にITツールを導入しようとしても、活用できるかどうかの判断が難しく、ITツールの導入に踏み切れない人が多いのが現状です。
現場でのIT化が進まない理由の3つ目は、「自社用にカスタマイズして使えない」ためです。
企業様ごとにスケジュール管理に必要な機能は異なります。
例えば、大人数の企業の場合、全ての人の予定が画面一つに集約されるため、自分の予定を発見するのが大変になることから、プロジェクト毎に人を並び替えて表示させるなどの機能を使うことで、自分の予定を見つけやすくなります。
他の例ですと、報告書や給与計算も一緒にデジタル化したいといった要望があった場合、自社の要望する機能を満たすツールは少ないため、自社にあったツールを見つけづらく、導入を躊躇う原因になります。
現場でのIT化が進まない理由の4つ目は、「忙しく導入しても利用できない」ためです。
現場での働き方改革は進んでいるものの、納期やスケジュールの変更により忙しい現場も多いです。
そのため、ツールを導入しても教育の時間がかけられないといった心配があり、ツールの導入を躊躇う理由になっています。
ここまで、現場でのIT化が進まない理由でした。今回説明したことに共感できる部分もあったのではないでしょうか。
ITツールの導入には心配な点も多いですが、それでもスケジュール管理ツールなどにITツールの導入により効果を実感できた事例も多くあります。
次章では、ITツールを導入することによりスケジュール管理をはじめとした業務効率化を達成できた企業様の事例を紹介します。
ITツールの導入で、業務効率化に成功した事例を3つほど紹介します。
設備工事を行っていたある企業様は、ITツールの導入により、どこでも最新のスケジュールを確認できるようになりました。その結果失注リスクを減らすことができました。
ITツール導入前は、ホワイトボードを用いてスケジュール管理をしていました。ホワイトボードには、案件と担当者を記入していました。
また、ホワイトボードの場合は外出先でのスケジュール確認が難しいため、ホワイトボードの写真を撮って、スケジュールを確認できるようにしていました。
しかし、急な修理の予定が入ることもあるため、スケジュールに変更が入ることもあるため、最新のスケジュールを知ることができませんでした。
そのため、給湯器の修理のように、一刻も早い対応が求められる案件の場合、現場で案件の決定ができないことが失注リスクに繋がっていました。
他にも、最新の予定を確認できないことにより、最新の予定の確認をするために事務所に電話をかける手間や、ヒューマンエラーでミスしてしまう事象もありました。
ITツールを導入したことで、スケジュールの共有が自動で行うことが可能になったため、場所を問わずに最新のスケジュールを確認できるようになりました。
これにより、電話などでの確認作業も減った他、情報の共有ミスなどのヒューマンエラーも抑えることができました。
そして、いつなら案件を担当することができるかどうかを素早く回答することが可能になり、失注のリスクを抑えることに成功しました。
さらに、スタッフ全員のスケジュールの行動を確認しやすくなったため、日報を廃止するなど労働時間を削減できました。
さらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
ITツール導入前は、ホワイトボードと紙を利用したスケジュール管理をしていました。スケジュールの共有は口頭で行っていました。
また、長期のスケジュールはGoogleのスプレッドシート、短期のスケジュールにはTimeTreeを使っていました。
しかし、仕事柄スケジュールの変更が頻繁に起こっていたため、口頭での共有が手間になっていました。
また、予定が多いとスケジュール一覧に予定が表示できずに見づらいといった課題もありました。
さらに、スケジュールを確認しづらいことで、顧客対応でも課題がありました。
例えば、予定をすぐに確認できずに大変だったため、空いている時間探しを後回しにしてしまうこともあり、日程の提示を忘れてしまい、案件が別の会社に流れてしまうこともありました。
ITツールを導入したことで、スケジュールの共有が簡単になっただけでなく、各自がスケジュールを入力し、調整することができるようになりました。
また、顧客対応の質も向上しました。空いている日程をすぐに提示できるようになり、迅速な対応が可能になることにより、失注リスクを抑えることができるようになりました。
また、外出先においてもアプリを使うことで、日程把握をしやすくなり、折り返し電話が行いやすくなりました。その結果、失注リスクを抑えることもできるようになりました。
さらに詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
ITツール導入前は、紙を用いてスケジュール管理をしていました。紙には数週間分の予定が記入されており、スケジュールを案件の前日に共有していました。
しかし、この方法ではスケジュールの共有がしづらく、全スタッフのスケジュールは、前日にならないとわからない状況でした。
そのため、スタッフはプライベートの予定を立てづらい状況でした。
ITツールを導入したことで、スケジュールをスタッフが確認しやすくなりました。
これにより、スタッフが予定を立てやすくなることで、プライベートを充実させやすくなりました。
さらに詳しく知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
ここまで、ITツールの導入による変化を確認してきました。今回紹介したように、スケジュール管理の効率化を行うことで、プライベートの充実であったり、失注リスクの回避により、収益の増加にも期待できます。
しかし、実際にツールを導入するとなっても、多種多様なツールがあり、どんなツールが自社に適しているか判断するのは難しいです。
そこで次章では、スケジュール管理アプリなどのITツールを選ぶ際のポイントを3点ほど紹介します。
ツールを選ぶ際に見るべきポイントは以下の3点です。
・対象者は誰か
・多機能か、単一機能特化か
・導入事例と似ているか
1つずつ解説します。
ツールを選ぶ際に見るべきポイント1つ目は、「対象者は誰か」です。
実はスケジュール管理アプリには、対象者が決められています。
例えば、現場の職人やスタッフがスケジュールを管理するものや、本社で管理者がスケジュール管理をするのに向いているツールなどです。
本社で管理者がスケジュール管理するツールの場合は、時給計算などの機能もあると便利です。
このように、アプリのサービス内容などから、どの立場の人が使うとより効率的にスケジュール管理や業務の効率化ができるか考えると効果的です。
ツールを選ぶ際に見るべきポイント2つ目は、「多機能か、単一機能特化か」です。
スケジュール管理には、多機能型のアプリと単一機能特化の2種類のタイプがあります。
多機能型と単一機能特化型について解説します。
多機能型は、多くのことができるタイプのスケジュール管理アプリです。
具体的なアプリ名を挙げると、ANDPAD、KANNAなどがあります。
単一機能特化型は、スケジュール管理における1つのことを解決するのに特化したアプリのことです。
具体的なアプリ名を挙げると、電子小黒板 PhotoManagerなどがあります。電子小黒板 PhotoManagerは黒板での業務管理に特化しています。
ツールを選ぶ際に見るべきポイント3つ目は、「導入事例と似ているか」です。
導入事例は、実際の導入先の企業様からの生の声を聞くことができる手段です。導入事例を確認することで、ツールの活用方法や、社内に浸透しやすいかなど、アプリの公式サイトを眺めるだけでは確認しづらい情報も知ることができます。
導入事例を見る際は、どのような業界が導入しているか、課題はなんだったのか、社内への浸透、競合との差別点を中心に確認し、自社のニーズにあうかどうかを確認するとよいでしょう。
ここまで、ツール導入時に見るべきポイントを紹介してきました。しかし、スケジュール管理アプリは多くの数があり、必要なアプリを探すのには大きな手間がかかります。そこで最後に、おすすめのスケジュール管理アプリを18個ほどご紹介します。
今回紹介するアプリは以下の18個です。
アプリ名 | 費用 | 公式サイト |
サポスケ | 初期費用+月額 | https://saposuke.jp/ |
段取太朗 | 【月額料金発生プラン】 初期費用:220,000円 月額費用:23,980円/月 【買い取りプラン】 ライセンス買い取り: 1,306,800円 保守運用費: 2,200円/月 価は全て税込 | http://lp.dandori-taro.com/pc/ |
PROSHARE | 初期費用:33000円/年 クラウドストレージ(50GB/年):33000円/年 追加クラウドストレージ(10GB):6600円/年 追加1ライセンス (6ライセンス目以降) 13200円/年 価格は全て税込 | https://www.conit.site/ |
TimeTree | 基本無料 有料プランあり 月額300円(初月無料) 年額3000円 | https://timetreeapp.com/intl/ja |
LINE WORKS | フリー 0円 スタンダード 月額450円 (一ユーザーあたり) アドバンスト 月額800円 (1ユーザーあたり) | https://line-works.com/ |
ダンドリワーク | 初期費用:20万円~ 月額利用料:19,800円/月~ | https://dandori-work.com/ |
ANDPAD | 初期費用+月額費用 +オプション費 | https://andpad.co.jp/ |
KANNA | 初期費用0円+ 月額費用(要問い合わせ) | https://lp.kanna4u.com/ |
クラフタ | 無料 | https://crafta.site/ |
現場Plus | 初期費用 10,000円 月額費用 10,000円 (60IDまで月額料金内で利用可能) ※ID追加は5,000円/30IDにて可能 ※初期ID登録料(初期費用)は月額料金の1ヵ月分 | https://www.kensetsu-cloud.jp/genbaplus/ |
現場HUB | 要問い合わせ | https://lp.gembahub.jp/ |
現場ポケット | 初期費用0円 月額13200円(税込) 年間契約11800円(税込) | https://gempo.info/ |
CONOC | 初期費用(要問い合わせ) +月額5000円~ | https://conoc-dx.co.jp/ |
コンクルー | 初期費用・月額利用料:0円 スタンダードプラン: 月額21,890円 アドバンストプラン: 月額32,890円 | https://www.lp.concrew.jp/cloud |
POWER WORK DX | 初期導入費用+3年使用権費用 | https://powerwork.jp/lp/dx/index.html |
デヅラク | 初期費用0円 10ID5000円 11ID〜1人500円 100名以上は別途見積 | https://deduraku.jp/ |
勤CON管 | 初期費用:要見積 月額:ブロンズ月額100円 (1ユーザーあたり) シルバー月額280円 (1ユーザーあたり) ゴールド月額500円 (1ユーザーあたり) | https://kensetsu-kaikei.com/kin_con_kan.html |
i勤怠@工事日報 | 要問い合わせ | https://www.saasforce.co.jp/i_kintai_kohzi/ |
日報365 | 初期費用 70000円、 ランニングコスト50000円〜(30ID) | https://www.oakis.co.jp/np365/ |
電子小黒板 PhotoManager | 無料 | https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/ |
蔵衛門 | 初期費用0円 フリープラン0円 ライセンスパック (人数により変更) エンタープライズ 月額600円 (一ユーザーあたり) | https://www.kuraemon.com/ |
ミライ工事 | フリー 0円 ベーシック 月額990円(税込) プロフェッショナル 2178円(税込) 法人契約(通常)月額2750円(税込)(一ユーザーあたり) 法人契約(大容量) 月額5500円(税込) (1ユーザーあたり) | https://www.miraikoji.com/ |
※表の内容は、価格改定などで変更される場合があります。詳細は確認は各社ホームページ等でご確認ください。
画像引用:https://saposuke.jp/
サポスケは、現場のスケジュール管理のために開発されたアプリです。
サポスケの特徴は、シンプルな使いやすさ、情報共有のしやすさ、高いカスタマイズ性にあります。
サポスケはITが苦手な人でも使いやすくするために、あえて機能を絞っています。
これにより、「現場の人間が使いこなせるか心配」といった考えや、忙しくてツールの使い方を教える暇がないといった方でも安心して導入できます。
また、スケジュールの共有も自動で行われるため、スケジュールの共有忘れなどのミスを防ぐことができます。
サポスケの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://saposuke.jp/
画像引用:http://lp.dandori-taro.com/pc/
段取太郎は、ホワイトボードでのスケジュール管理の課題を解決するツールです。
ホワイトボードでのスケジュール管理をする上では、スケジュールを外で確認しづらいことや、予定を貼っていた紙やマグネットが落ちてしまい、余計な手間がかかることがあります。
しかし、段取太郎を使うことでホワイトボードの使用感はそのまま、オンラインでスケジュールを管理できるようになります。
さらに、人別、現場別などでデータ収集も可能なため、業務効率化にも貢献できます。
段取太郎の公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:http://lp.dandori-taro.com/pc/
PROSHAREは、株式会社建設システムが2024年11月18日リリースの現場管理アプリです。
※2024年6月18日以降に、導入事例ページの「SITE」の文字が「PROSHARE」に置き換わっていることから、運営会社が株式会社CONITから、株式会社建設システムに変更されたものと思われます。
PROSHAREの主な機能は、「チャット」、「スケジュール」、「案件管理」の3つに絞っているため、簡単に使うことができます。
また、業界出身者による説明会も頻繁に行われていることもあり、誰にでも使えるようにサポートされています。
さらにPROSHAREは、図面でのバージョン管理ができることや、案件毎に顧客情報などの情報の表示が可能です。そのため、誰でも情報にアクセスしやすく、情報の共有が簡単にできます。
PROSHAREの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://www.conit.site/
画像引用:https://timetreeapp.com/intl/ja/brand-resources
TimeTreeは、基本的なスケジュール管理に必要な機能が搭載された、シンプルなスケジュール管理アプリです。
TimeTreeは基本無料で使うことができます。(有料プランあり)
TimeTreeはスケジュール共有が自動で行えるため、スケジュールの共有をしやすいのはもちろん、スケジュールの色分けなどにも対応しているなど、見やすさも兼ね備えています。
また、TImeTreeは仕事とプライベートのカレンダーを別に作ることも可能なので、仕事とプライベートを分けることも可能です。
さらに、TimeTreeは有名なツールであるため、多くの人も使い方などの情報を入手しやすく使いこなしやすいです。TimeTreeの操作方法や仕事での活用方法は以下の記事でご覧いただけます。
【超基礎】仕事でのタイムツリーの使い方講座
仕事カテゴリのみんなの使い方記事一覧
https://timetreeapp.com/intl/ja/usages/category/work
また、TimeTreeの公式サイトは、以下のURLです。
公式サイト:https://timetreeapp.com/intl/ja
画像引用:https://line-works.com/guidelines/
LINE WORKSは、非常に多くの機能が搭載されているグループウェアです。
例えば、メンバーの休職設定や、トークやファイルのダウンロード履歴など確認があります。
ここでは書ききれないくらいの機能があるため、機能の詳細は以下の記事をご覧ください。
LINE WORKS機能一覧
https://line-works.com/ebook/line-works-function-list/
また、LINE WORKSは、チャットアプリのLINEのように簡単にコミュニケーションが取れるアプリです。
LINE WORKSのチャットは、LINEと似ているため使いやすいのはもちろん、ビデオ通話も行いやすく、現場とのコミュニケーションが取りやすいのが特徴です。
また、フリープランの場合は、30人までであれば無料で使えるため、お試しで使うこともできます。
また、LINE WORKSの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://line-works.com/
画像引用:https://dandori-work.co.jp/
ダンドリワークは、図表などの情報を一括管理できる変更アプリです。
ダンドリワークは、直感的に使えるデザインで、ITツールが苦手な方でも簡単に利用できます。
また、ダンドリワークでは、元請けや協力会社のメンバー1人1人へのID作成も可能なため、個別連絡をすることも可能です。
さらに、ダンドリワークのコメント機能では、LINEなどのツールと違い、既読ボタンを押して初めて既読扱いになります。
そのため、内容をよく確認した人の特定が可能で、効率的なコミュニケーションが可能です。
ダンドリワークの公式サイトは、以下のURLです。
公式サイト:https://dandori-work.com/
画像引用:https://andpad.jp/news/1111
ANDPADは、クラウドベースの施工管理アプリです。
ANDPADは、報告書作成などのノンコア業務の削減に重きをおいています。関連会社などへの連絡も行えるなど、ANDPAD1つでノンコア業務を行えるのが魅力です。
また、説明会も頻繁に開催されているため、使いこなせる自信がない方でも安心して使うことができるでしょう。
他にも、ANDPAD アプリマーケットを利用することで、外部サービスとの連携もしやすいです。
ANDPAD アプリマーケットの詳細は以下の記事をご覧ください。
ANDPAD アプリマーケット
https://appmarket.andpad.jp/
ANDPADの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://andpad.co.jp/
画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aldagram.kanna&hl=ja
KANNAは、オプションが多数用意されている施工管理アプリです。
KANNAには、黒板機能もあります。また、改ざん防止機能が搭載されているため、データの改ざんを防ぎ、信用を失うリスクを減らせます。
オプションの例では、データの入出力が簡単に行える機能や、工程表やガントチャートが作りやすくなる機能があります。
KANNAは、チャット機能によるリアルタイムのコミュニケーションが可能です。チャットでは、過去のチャット内容も確認しやすく、引き継ぎも容易です。
また、KANNAでは報告書もボタン1つで作成しやすいことも特徴です。
さらに写真のアップロードも簡単で、かつファイルの整理もしやすいです。
KANNAの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://lp.kanna4u.com/
画像引用:https://crafta.site/
クラフタは、無料で使うことのできる施工管理アプリです。
クラフタは、アプリ内広告から収入を得ているため、無料でサービスを提供しています。
クラフタは使いやすさに力を入れており、LINEのようなメッセージ機能や現場写真を載せる機能をはじめとした機能が搭載されているため、施工管理をアプリ一つで行うことができます。
また、専任スタッフによるサポート体制も整っているため、使いこなせるか不安な方でも安心して使うことができます。
クラフタの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://crafta.site/
画像引用:https://www.itreview.jp/products/genbaplus/reviews
現場Plusは、住宅、工務店向けの施工管理アプリです。
現場Plusでは、電話での言った言ってないのトラブル、FAXなどの紙が多すぎると言った悩みを解決できます。
現場Plusには、工程表の作成や設計変更があった際の通知など、多種多様な機能が搭載されています。
さらに、危険予知機能により、危険な作業内容がある現場の場合でも内容を確認しないと現場に入場記録がされない機能もあるなど、徹底した安全管理も可能です。
現場Plusの公式サイトが以下のURLです。
公式サイト:https://www.kensetsu-cloud.jp/genbaplus/
現場HUBは、様々な情報を一括管理できるオールインワンの施工管理アプリです。
現場HUBではスマートフォン、PCなどの様々なデバイスで現場の状況の確認、保存、報告ができます。
また、現場HUBには顧客情報をはじめとして、社内の情報を一括管理できる強みがあります。
さらに、案件毎の収支などのデータを収集することも可能で、今後に生かすことも可能です。
現場HUBの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://lp.gembahub.jp/
現場ポケットは、建設業向けの施工管理アプリです。
現場ポケットでは、チャットを通じて、現場の情報、状況の報告が行いやすいです。
現場ポケットは写真の管理がしやすいのが特徴です。
写真は過去のものまで遡ることが可能な他、写真は自動でアルバムに保存されるため、写真の管理が簡単になることで、必要な情報を探しやすくなります。
さらに、複数現場の管理も見やすい表示なため、管理者側にもおすすめです。
現場ポケットの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://gempo.info/
CONOCは、現場における書類の多さや進捗管理に困っている人のためのツールです。
CONOCには多彩な機能があるため、現場における様々な課題に対応できるため、多くの中小企業をはじめとした企業に導入されています。
機能の例では、案件別ガントチャートや原価UP・DOWN管理などの機能があります。
さらに、CONOCのシリーズには、今回紹介したCONOC現場管理クラウド以外にも、業務改善を目指すCONOC業務管理クラウドなどのアプリもあります。
そのため、別ツールの活用で多くのことに取り組めます。
CONOC現場管理クラウドの公式サイトのURLは以下です。
公式サイト:https://conoc-dx.co.jp/lp/sitemanagement/
画像引用:https://www.lp.concrew.jp/corp
コンクルーは、少人数企業のスケジュール管理に特化した、オールインワンの現場管理アプリです。
コンクルーが少人数にこだわっている理由は、少人数企業ならではの課題に対応するためです。
世の中にある現場用ツールの多くは、大企業向けに作られており、少人数企業向けには作られていません。
そのため、職人との情報共有用と、見積もりなどの資料作成用など、別々のツールを使っており、ツールを横断的に使う必要があり、業務を効率化できていないなどの課題があります。
しかしコンクルーは、現場に必要な機能をまとめたオールインワンのツールとなっており、1つのツールで様々なことができます。
例えば、営業顧客の管理や、工程作成の管理などの機能があります。
プラン毎の料金などは、以下のサイトでも記載されているので、こちらもご覧ください。
コンクルーCloud(工事管理システム)の機能や口コミ、導入事例・料金などについて徹底調査https://www.shopowner-support.net/hr/personnel-recruitment/construction-employment-method/concrew/
また、コンクルーの公式サイトは、以下のURLです。
公式サイト:https://www.lp.concrew.jp/corp
画像引用:https://powerwork.jp/lp/dx/index.html
POWER WORK DXは、中小の建設業で、業務のIT化ができるクラウド型の管理アプリです。
POWER WORK DXは、見積もりや発注から給与計算などの幅広い業務をクラウド化できるのが強みです。
そのため、IT化が全く進んでいない企業の場合、POWER WORK DXの導入により、多くの部署や協力会社間での業務の効率化が可能になるでしょう。
また、各種機能の詳細は、公式サイトで閲覧できるため、興味のある方はぜひご覧ください。
POWER WORK DXの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://powerwork.jp/lp/dx/
画像引用:https://help.deduraku.jp/
デヅラクは、誰にでも使いやすい出面管理アプリです。
デヅラクを利用することで、残業時間の可視化、書類の簡単作成の手間を減らすことが可能で、働き方改革を進めやすくなります。
日報のデータなどからもCSVでデータ収集も可能なため、管理者側にも嬉しい機能も搭載されています。
また、デヅラクは初期費用が0円であることから、導入を進めやすくなっています。
デヅラクの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://deduraku.jp/
画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000022208.html
勤CON管は、労働時間などの勤怠管理に強みがある出面管理アプリです。
勤CON管は、出勤、退勤時間の管理がスマホやパソコンから簡単に行えます。
また、36協定の時間を超過する労働時間や打刻忘れなどのミスに対しての警告などの機能が備わっており、従業員の勤怠管理におけるミスを減らすことができます。
さらに、勤CON管では有給の申請などもアプリ上で行えるため、アプリ1つで勤怠管理がしやすくなります。
勤CON管の公式サイトのURLは以下のURLです。
公式サイト:https://kensetsu-kaikei.com/kin_con_kan.html
画像引用:https://www.facebook.com/wfc2003/?_rdr
i勤怠@工事日報は、工事現場での勤怠、日報、経費の管理ができる業務管理アプリです。
i勤怠@工事日程は、休暇の申請などの勤怠管理及び、報告書の作成などがアプリ上で行えます。
それ以外にも、車両などの備品、そして使用資材などの時間管理をすることもできます。
i勤怠@工事日程の公式サイトは以下の通りです。
公式サイト:https://www.saasforce.co.jp/Product/kouji/index.html
画像引用:https://www.oakis.co.jp/np365/
日報365は、作業員や車などの手配から、工数などのデータの収集まで簡単に行える日報、出面管理システムです。
日報365は、作業日報や応援証明書などの従来は紙で行ってきたものをオンライン上で行えるます。
日報の提出もオンライン上で可能なため、提出するために事務所に戻る手間もなくなり、労働時間の減少に繋がります。
また、ユーザーの権限を詳しく分けることも可能です。例えば、管理者ユーザーではシステム設定が可能ですが、職長ユーザーはシステム設定はできません。
日報365の公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://www.oakis.co.jp/np365/
画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.wise.photomanagermobile&hl=ja
電子小黒板 PhotoManagerは、小黒板をオンライン上で利用できる電子黒板アプリです。
画面に表示される電子小黒板の位置などは変更可能な他、写真を取ることで、現場の状態などを記録できるようにもなっています。
また、電子黒板付きの写真をPhotoManagerに取り込むことで、信憑性チェックが可能です。信憑性チェックを行うことで、写真の改ざんなどの防止にも繋がります。
なお、信憑性チェックを行うにはPhotoManagerとの連携は必要です。PhotoManagerの料金は、必要なライセンスの数や、他アプリの同時購入数により変化しますので、詳細は公式サイト等からご確認ください。
例えば、料金は人数が多いほどやすくなり、50〜99人の場合、一ライセンスあたり11180円(税込)です。
また、電子小黒板 PhotoManagerの公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://www.wise.co.jp/quickproject/pmm/
画像引用:https://www.kuraemon.com/
蔵衛門は、スマートフォン1つで黒板の作成、編集ができるアプリです。蔵衛門は、写真をとって事務所に送信することも容易で、素早い情報共有が可能になります。
蔵衛門では、蔵衛門内蔵のタブレット「蔵衛門Pad」などの商品も開発しており、黒板を主軸に一つのツールで統一したいと考える方におすすめです。
また、蔵衛門は無料で使うことができるプランもあります。使いこなせるかどうか不安な場合は、無料プランから初めて見ると良いでしょう。
蔵衛門の公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://www.kuraemon.com/
画像引用:https://www.miraikoji.com/column/1865/
ミライ工事は、シンプルに操作できる電子黒板付きのモバイルアプリです。
ミライ工事では、一度作成した台帳をテンプレートにできます。
また、ミライ工事は、信憑性確認(改ざん検知機能)の検定及び、小黒板情報連携機能検定に合格しているため、安心して使うことができます。
さらにミライ工事は、オフラインモードにすることで、電波が届かない箇所でも写真の撮影が可能です。
ミライ工事は無料プランもあるため、使いこなせるか不安な方でも使用感を確かめることができます。ただし、無料プランでは、利用人数が1人のため、大人数で使う場合は有料プランがおすすめです。
ミライ工事の公式サイトは以下のURLです。
公式サイト:https://www.miraikoji.com/
今回は、現場のスケジュール管理について解説してきました。
現場のスケジュール管理にはITツールには多くの特徴や機能があるため、会社ごとに必要な機能を見極めて導入することが重要です。
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