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2026年7月15日

ビルメンテナンスのスケジュール管理アプリ17選|悩み別に紹介

ツール比較その他

ビルメンテナンスのスケジュール管理アプリ17選

「協力会社への日程連絡が、FAX・メール・LINEでバラバラになっている」 「スケジュール変更のたびに、PDFを作り直して再送している」 「当日の朝まで、誰をどの現場に送るか確定できない」

ビルメンテナンス業でスケジュール管理を担当されている方にとって、こうした「スケジュール管理」の悩みは尽きないものではないでしょうか。物件数が多く、定期業務とスポット業務が入り混じり、そのうえ協力会社との調整まで発生するビルメンテナンス業は、あらゆる業種のなかでもスケジュール管理が特に複雑な業種の1つと言えます。

本記事では、ビルメンテナンス業のスケジュール管理に使えるツールを、用途タイプ別に17個紹介します。「基幹業務ごと一元化したい」「現場スタッフの配置を共有したい」「設備点検の予定を漏れなく回したい」「まず無料で始めたい」といった目的別に整理していますので、自社の課題に近いタイプから読み進めていただければ、検討の手がかりになるはずです。

ビルメンテナンスのスケジュール管理が難しい4つの理由

ツールを選ぶ前に、まずはビルメンテナンス業のスケジュール管理がなぜ難しいのかを整理します。理由がはっきりすると、自社に本当に必要な機能が見えてくるためです。

理由1:清掃・設備・警備・衛生と管理対象が幅広い

ビルメンテナンス業の業務は、全国ビルメンテナンス協会の区分では大きく4つに分かれます。

業務分類

主な内容

環境衛生管理業務

清掃、空気環境測定、水質検査、害虫駆除

設備管理業務

電気・空調・給排水設備の運転・監視・点検・保全

警備防災業務

常駐警備、防災センターの監視

その他業務

修繕、工事など

これらは求められるスキルも作業サイクルも異なります。日常清掃のように毎日回る業務もあれば、法定点検のように年に数回の業務もあり、1枚のカレンダーで見通すのが難しくなりがちです。

理由2:元請けと協力会社の2層構造で調整先が多い

ビルメンテナンス業では、元請けが受注した業務を協力会社へ再委託する2層構造が多いです。この場合、翌月分の予定を1〜1.5か月前にPDFやExcelで下請けへ送付しているケースがよく見られます。

ここで問題になるのが、返ってくる形式がバラバラになることです。Excelで送ったのに手書きで返ってくる、FAXで戻ってくる、件名のないメールが届く、といった声は複数の現場で聞かれます。連絡手段がFAX・メール・Excel・LINEに散らばり、「誰にどこまで伝えたか」が追いきれなくなっていきます。

理由3:定期業務とスポット業務が入り混じる

毎週・隔週・月次で回る定期清掃や法定点検に加えて、「急に排水管が詰まった」「クレーム対応で明日行ってほしい」といったスポット業務が割り込んできます。定期の枠を崩さずにスポットを差し込む調整は、頭のなかだけで管理するには限界があります。

実際、突発の依頼が入ったときに「今日、誰に振れるか」を即座に判断するため、カレンダーの上部に「空き状況」の行を常設し、空いているスタッフを「名前+AM/PM」で表示している現場もありました。空きがある人を黄色、全員フル稼働で受けられない日を白で色分けし、受注の可否をその場で答えられるよう工夫している運用です。

理由4:多物件・配置変動で、外出先から予定を確認できない

1社で50〜100物件を抱えることも珍しくなく、スタッフの配置は日々変わります。それにもかかわらず、管理の実態はアナログにとどまっているケースが目立ちます。

実際のケースだと、1か月分の一覧シートに加えて日付別のシートを31枚作り、合計32枚のExcelでスケジュールを管理していました。しかし、編集できるのは特定の担当者だけで、その人が休むと予定が動かせなくなる属人化も起きていました。

別の現場では、ExcelをPDF化してLINEで流し、変更があるたびに作り直して再送する運用が常態化していました。

さらに、会社のPCにしかExcelがないため「客先で問い合わせが来ても即答できない」という声も多く聞かれます。多物件・配置変動という特性に、外出先から見られないという制約が重なることで、ビルメンテナンス業のスケジュール管理は一段と難しくなっているのです。

ビルメン向けスケジュール管理ツールの選び方【5つの比較軸】

現場のヒアリングでは、過去にツール導入を検討したものの見送った、という声も多く聞かれました。その理由は、「コストが高すぎた」「高齢スタッフが使えなかった」「自社の管理形式を再現できなかった」「Excelやホワイトボードと操作感が違い直感的に使えなかった」「スマホ対応が不十分だった」「客先のセキュリティ審査で共有が止められた」といったものです。

これらの失敗を裏返すと、ビルメンテナンス業がツールを選ぶときに見るべき軸が見えてきます。次の5つの軸で候補を比べてみてください。

比較軸

確認したいポイント

スマホ対応

現場スタッフや高齢スタッフが、スマホで直感的に使えるか

定期スケジュール機能

毎週・隔週・月次の定期業務を自動で反映できるか

協力会社との共有

元請け・協力会社の予定を1つの画面で共有できるか

導入コスト

初期費用・月額が自社の規模に見合うか。無料枠はあるか

基幹型か用途特化型か

契約・請求まで含めて一元化したいか、配置や点検に絞りたいか

特に最後の「基幹型か用途特化型か」は、ツール選びの分かれ道になります。契約・請求・点検・スケジュールをまとめて管理したい場合は総合型の基幹システムが向きます。一方で、「まずは現場スタッフの配置共有だけでもラクにしたい」「設備点検の予定管理を確実にしたい」という場合は、用途を絞った特化型のほうが導入しやすく、現場にも浸透しやすい傾向があります。

本記事では、この考え方にそってツールを次の4タイプに分けて紹介します。

  1. 【総合型】基幹業務をまとめて一元管理するシステム
  2. 【シフト・人員配置型】現場スタッフの配置を共有するツール
  3. 【点検型】設備点検・巡回のスケジュールを管理するツール
  4. 【無料・低コスト】まず手軽に始めたい場合の選択肢

【総合型】基幹業務をまとめて一元管理するビルメンシステム7選

まずは、契約・請求・点検・スケジュールまでをまとめて管理できる総合型(基幹型)のシステムです。物件情報や契約更新、報告書までを1つのシステムに集約したい元請け企業に向いています。多くが個別見積もりのため、自社の物件数・利用人数を伝えて概算を取るところから始めるのがおすすめです。

1. ビルメンマネージャー(KSK)

画像引用:https://www.ksk.co.jp/bm/

ビルメンテナンス業界に特化した、建物情報・タスク管理システムです。建物情報や契約情報、設備情報、問い合わせ履歴を一元管理でき、契約更新の漏れや対応遅れを防ぎます。予定表はカレンダー表示に対応し、PCやスマホから簡易作業報告書も作成できます。

設備保全統合プランを選べば、点検計画・点検報告・不具合管理まで拡張できる点も特徴です。料金は初期費用0円・月額定額制で、プランにより異なります、ミニマムプランで月額50,000円〜となっています。他に設備保全プランなどあり。

公式サイトはこちら

2. モトクル

画像引用:https://motocle.com/projects/%E6%B8%85%E6%8E%83%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%A5%AD%E3%81%AE%E5%9F%BA%E5%B9%B9%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86/

清掃・ビルメンテナンス業の基幹業務管理システムです。「ビル清掃現場タスク/スケジューラーシステム」として、現場業務のタスクとスケジュールを管理できます。オフショア開発の実績を持つ企業が提供しており、自社の業務フローに合わせたカスタム開発を前提とする点が特徴です。

既製のパッケージでは自社の管理形式を再現しきれなかった、という企業に向いています。料金は公開されておらず、予算に応じた個別提案となるため、詳細はお問い合わせでご確認ください。

公式サイトはこちら

3. スマリブ

画像引用:https://lp.suma-live.com/

マンション・ビルの管理会社向けに特化した、物件・スケジュール管理のWebアプリです。消防点検や排水管清掃など、建物ごとの点検スケジュールを一元管理でき、次回実施予定日が近づくと担当者へ通知が届きます。入居者とアポイントメントが必要な業務の日程調整に強いのが特徴です。

料金は、月額10,000円(税抜)からで、月額10,000円に10棟までの登録が含まれ、11棟目以降は1棟あたり月額500円(税抜)です。2ヶ月無料で利用できるトライアルプランも用意されています。

公式サイトはこちら

4. プロワン(ミツモア)

画像引用:https://pro-one-cloud.com/

短期工事・設備工事・リフォーム業界に特化した、現場一気通貫型のクラウドシステムです。工事スケジュールや担当者の稼働予定、作業進捗をリアルタイムで管理でき、点検スケジュール管理・報告書作成・設備台帳管理まで一連の業務を効率化できます。

顧客管理や見積作成、請求・入金管理まで含む点が総合型らしい特徴です。料金は利用形態に合わせた個別見積もりで、複数プランがあります。また、IT導入補助金の対象にもなっています。金額は公式サイトでご確認ください。

公式サイトはこちら

5. DK-CONNECT BM(ダイキン工業)

画像引用:https://www.itec.daikin.co.jp/dk-connect-bm/

空調機器大手のダイキン工業が提供する、クラウド型のビルメンテナンス業務支援サービスです。作業予定日の作成、協力会社との調整、作業者への連絡、報告書作成といった繰り返し発生する業務をシステムが代行し、管理者の工数を削減します。

修繕項目ごとに修繕周期と予算を設定して中長期の修繕計画を立てられるほか、空調設備の運転スケジュール制御まで含めて自動化できるのが強みです。料金は公開されていないため、詳細は公式サイトでのお問い合わせが必要です。

公式サイトはこちら

6. ビルカン(FLINTZ)

画像引用:https://bilkan.site/

「建物の見える化」をコンセプトにした、ビル管理向けのクラウドサービスです。図面上に自由にピンを打ち、修繕履歴や設備の不具合を一元管理できる機能を備えています。

スマホカメラでメーターを撮影すると数値を自動で読み取るAI検針機能や、テンプレートをドラッグ&ドロップで編集できる報告書機能もそろっています。図面ベースで設備情報を管理したい企業に向いています。料金の詳細は見つからなかったので、お問い合わせによりご確認ください。

公式サイトはこちら

7. KANNA(アルダグラム)

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aldagram.kanna&hl=ja

施工管理向けとして広く使われているクラウドアプリで、設備・施設管理の現場でも活用できます。写真・図面の共有、チャット、報告書作成をスマホ・タブレット・PCで一元的に扱えるのが特徴です。

初期費用は0円で、保存容量1GB以内であれば基本機能を無料から使い始められます。工程表(ガントチャート)機能はオプション扱いのため、スケジュール管理を本格的に使う場合は上位プランやオプションの追加を検討する形になります。協力会社を含めた情報共有をまず手軽に始めたい企業に向いています。

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【総合型の料金まとめ】

ツール

提供元

料金の目安

ビルメンマネージャー

KSK

初期費用0円・月額50,000円〜

モトクル

motocle

個別見積もり(要問い合わせ)

スマリブ

カンキョウ

月額10,000円〜

プロワン

ミツモア

個別見積もり(要問い合わせ)

DK-CONNECT BM

ダイキン工業

要問い合わせ

ビルカン

FLINTZ

要問い合わせ

KANNA

アルダグラム

初期0円・無料枠あり(工程表はオプション)

※料金は変動する場合があります。導入前に必ず各公式サイトで最新の情報をご確認ください。

【シフト・人員配置型】現場スタッフの配置を共有するツール4選

次に、「誰を・いつ・どの現場に割り当て、どう共有するか」に強い用途特化型のツールです。契約や請求までは求めていないものの、日々の配置づくりと共有をラクにしたい、というニーズに応えるタイプです。同じシフト・人員配置型でも、配置スケジュールの作成・共有に軸足を置くものと、勤怠・給与集計まで踏み込むものに分かれます。

8. サポスケ

画像引用:https://saposuke.jp/

「どこかに誰かが行って仕事をする」現場仕事向けに特化した、スケジュール管理サービスです。日々の配置スケジュールの作成と共有に軸を置いており、カレンダーを4つのビューに切り替えて見られること、変更をプッシュ通知で共有できること、75歳以上のスタッフでも使えるシンプルなスタッフアプリが特徴です。

毎週・隔週・月次の定期業務を反映する定期スケジュール機能や、協力会社の予定を一元管理する機能も備えています。ExcelやホワイトボードからDXの第一歩として切り替える企業が多いタイプです。料金は初期費用と月額費用による個別見積もりです。

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9. ShiftMAX

画像引用:https://shiftmax.co.jp/

ビルメンテナンス業のシフト・勤怠管理に特化したシステムです。設備管理・清掃・警備など、勤務形態の異なる業務を一括で管理できます。ICカード・通話打刻・指静脈認証・スマホなど複数の打刻方式に対応し、GPSで位置情報を取得して不正打刻を防ぐ仕組みもあります。

緊急出勤手当や夜勤、応援勤務といった複雑な集計を自動化し、給与データまで数クリックで出力できる点が強みです。シフト作成から勤怠・給与集計まで一気に効率化したい企業に向いています。料金が、初期費用500,000円、月額料金は月額50,000円〜です。その他オプションが豊富に用意されているので、詳細は公式サイトをご確認ください。

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10. はたLuck

画像引用:https://hataluck.jp/

シフト作成と現場コミュニケーションを1つにまとめたサービスです。シフトの提出依頼から集計・転記までをサービス上で完結でき、シフト作成の工数を大きく削減できます。

スタッフのエンゲージメント状態を可視化する機能や、入社から定着までを支えるオンボーディング機能もそろい、人の定着に課題を感じる現場に向いています。多店舗・多拠点でスタッフの働きやすさまで含めて改善したい企業に適したタイプです。料金は公開されていないため、資料請求やお問い合わせでご確認ください。

公式サイトはこちら

11. シフオプ

画像引用:https://www.shifop.jp/

シフト管理に特化したクラウドサービスです。スタッフからの希望収集、シフトの自動作成、専用アプリやメールでの共有、ヘルプ勤務を最適化する調整機能までを備えています。人員の過不足を警告する機能やデータ出力機能もあり、日々のシフト調整を効率化できます。

料金は初期費用0円、月額は1ユーザーあたり300円(税別)と公開されており、月途中の登録・退職は日割りで計算されます。料金体系が明確なので、小さく始めて人数に応じて広げやすいタイプです。

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【シフト・人員配置型の料金まとめ】

ツール

得意分野

料金の目安

サポスケ

配置スケジュールの作成・共有

要問い合わせ

ShiftMAX

シフト+勤怠・給与集計

月額50,000円〜

はたLuck

シフト+現場コミュニケーション

要問い合わせ

シフオプ

シフト自動作成

初期0円・月額300円/1ユーザー(税別)

※料金は変動する場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

【点検型】設備点検・巡回のスケジュールを管理するツール4選

続いて、設備管理・衛生管理の定期点検や巡回に強い用途特化型のツールです。「どの設備を・いつ点検するか」の予定管理と、点検結果の記録・報告をセットで効率化したい場合に向いています。

12. SmartGEMBA巡回点検

画像引用:https://www.isoroot.jp/smartgemba/lp/

設備の日常的な維持管理や巡回、検査、作業記録に最適化された点検アプリです。ボタン1つで点検結果をオンライン送信でき、数値もメモも写真も一度に送れるため、事務所に戻らなくても現場から報告を完結できます。

設備に貼ったバーコードやQRコードをアプリで読み取ると点検項目を瞬時に呼び出せるので、設備の特定にかかる時間を減らせます。クラウド版とオンプレミス版があり、料金は月額課金制です。具体的な金額は公開されていないため、お問い合わせでご確認ください。

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13. MONiPLAT(モニプラット)

画像引用:https://moniplat.valqua.co.jp/

設備の定期保全(点検)に特化した管理サービスです。点検のスケジュール管理に加え、定期保全日のリマインドメールや、点検結果の報告・承認連絡の自動通知まで対応します。料金は管理する設備数で決まり、20設備までは月額0円の無料から使えます。

有料プランは50設備まで月額15,000円、100設備まで月額30,000円、上限なしで月額150,000円と、規模に応じて段階的に設定されています。無料枠があるため、まず一部の設備で試してから広げやすいのが特徴です。

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14. カミナシ

画像引用:https://kaminashi.jp/

現場の点検・記録をデジタル化する現場DXプラットフォームです。必須入力の設定やアラート機能で入力の抜け漏れを防ぎ、画像・動画とあわせて記録を残せます。設備保全機能では保全計画も立てられ、点検業務の標準化に強みがあります。

ダッシュボードや設備マスタ、予備品管理など周辺機能も幅広く、現場全体の記録業務をまとめて見直したい企業に向いています。料金は初期費用と月額費用の二層構成で、金額は公開されていないため、詳細はお問い合わせでご確認ください。

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15. CHECKROID(チェックロイド)

画像引用:https://www.checkroid.com/

設備点検・巡回点検のスケジュールと記録を管理するツールです。クラウド版とオンプレミス版があり、カスタマイズにも対応できます。料金が公開されている点が特徴で、クラウド版は月額35,000円〜(5ユーザー〜)、初期費用は100,000円〜となっています。

1か月間はクラウド版の全機能を無料で試せる無償トライアルも用意されています。点検の運用にどこまで合うかを実際に触って確かめてから決めたい企業に向いています。

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【点検型の料金まとめ】

ツール

特徴

料金の目安

SmartGEMBA巡回点検

QR読み取り・現場から報告完結

月額課金制(金額は要問い合わせ)

MONiPLAT

設備数課金・無料枠あり

20設備まで0円/50設備まで月額15,000円〜

カミナシ

記録の抜け漏れ防止・現場DX

初期+月額(要問い合わせ)

CHECKROID

料金明確・無償トライアルあり

初期100,000円〜+月額35,000円〜(5ユーザー〜)

※料金は変動する場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

【無料・低コスト】まず手軽に始めたい場合の2つの選択肢

「いきなり専用ツールを導入するのはハードルが高い」という場合は、まず手元にある汎用ツールから始める方法もあります。ただし、ビルメンテナンス業の複雑な管理をすべてカバーできるわけではないため、限界も理解したうえで使うことが大切です。

16. Googleカレンダー

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.calendar&hl=ja

個人利用なら無料で使え、多くの人が操作に慣れている点が強みです。現場では、スタッフごとに色分けして共有したり、決まった現場と仮の現場を色で分けたりする運用が見られます。一方で、色は16色が上限で、人数が増えると画面がごちゃつきやすいという声もあります。

加えて、共有アカウントの発行が客先のセキュリティ審査で止められ、利用をやめざるを得なかったケースもありました。組織で本格運用する場合はGoogle Workspace(有料)が必要になるため、無料の範囲でどこまでできるかを見極めて使うのがよいでしょう。

17. Excelテンプレート

画像引用:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/p/excel/cfq7ttc0pbmf

すでにある表計算ソフトをそのまま使えるため、導入コストをかけずに始められます。縦軸にスタッフ・横軸に日付を並べる形が一般的で、確定は黒、確認中は青、休み・中止は赤といった色分けで見やすくする工夫も現場で使われています。

ただし前述のとおり、1か月シートに日付別シートを31枚足して32枚構成になるなど、管理が複雑になり属人化しやすい点は否めません。PDF化してLINEで配り、変更のたびに作り直して再送する運用も負担になりがちです。まずExcelで自社に必要な項目を洗い出し、限界を感じたら専用ツールへ移行する、というステップの入り口として位置づけるのが現実的です。

エクセルのテンプレートはこちら

ビルメンのスケジュール管理でよくある質問

Q1. 無料ツールだけで管理を回せますか?

物件数やスタッフが少ないうちは、GoogleカレンダーやExcelでも回せる場合があります。ただし、協力会社との共有や定期業務の自動反映、外出先からの確認まで求めると、汎用ツールでは手間が増えていきます。

「変更のたびの再送」や「属人化」に負担を感じ始めたら、用途特化型のツールへの切り替えを検討するタイミングと言えるでしょう。

Q2. 協力会社にも使ってもらえますか?

協力会社機能を備えたツールであれば、下請けの予定も含めて1つの画面で共有できます。ポイントは、相手に負担をかけない設計かどうかです。現場では、協力会社向けに「日付欄だけ入力すればよい」シンプルなフォーマットを用意して入力負荷を下げている例もあります。

導入前に、協力会社側の入力がどこまで簡単かを確認しておくと安心です。

Q3. 基幹型と用途特化型は、どちらを選べばよいですか?

契約・請求・点検・スケジュールをまとめて一元化したいなら総合型(基幹型)が向きます。一方で、「まずは現場の配置共有だけをラクにしたい」「設備点検の予定管理を確実にしたい」というように課題が絞られているなら、用途特化型のほうが導入が早く、現場にも浸透しやすい傾向があります。

過去にツール導入で「機能が多すぎて使いこなせなかった」という失敗があった場合は、まず用途特化型から始めるのも1つの方法です。

まとめ:自社の業務タイプに合うツール選びが、現場を動かす

ビルメンテナンス業のスケジュール管理は、清掃・設備・警備・衛生と幅広い業務、元請けと協力会社の2層構造、定期とスポットの混在という複数の難しさが重なっています。だからこそ、「評判のよいツールを選ぶ」よりも「自社の業務タイプに合うツールを選ぶ」ことが、現場を実際に動かす近道になります。

契約や請求まで一元化したいなら総合型、現場スタッフの配置共有を軸にしたいならシフト・人員配置型、設備点検の予定管理を確実にしたいなら点検型、というように、まずは自社の一番の悩みがどのタイプに当てはまるかを見極めてみてください。

そのうえで、スマホで現場スタッフが使えるか、定期業務を反映できるか、協力会社と共有できるか、コストが規模に見合うかを確認すれば、候補は自然と絞られていきます。多くのツールが無料トライアルや個別相談を用意していますので、気になったものは実際に触れて、自社の管理形式に合うかを確かめてみてはいかがでしょうか。

現場のスケジュール管理を支える「サポスケ」

最後に、現場仕事向けのスケジュール管理サービス「サポスケ」をあらためてご紹介します。

サポスケは、「どこかに誰かが行って仕事をする」現場仕事のために、スケジュール管理"だけ"に特化してつくられたサービスです。多機能を詰め込むのではなく、現場の配置づくりと共有という一点をとことん突き詰めている点が、基幹システムとは異なる特徴です。

  • 4つのビューに自由に切り替え:スタッフ軸・現場軸など、見たい切り口でカレンダーを切り替えられます
  • プッシュ通知で簡単に共有:予定が変わってもスタッフのスマホへ通知が届き、PDFの作り直しや再送が不要になります
  • 75歳以上でも簡単に使えるスタッフアプリ:スマホでLINEを操作する感覚で使え、高齢スタッフの多い現場でも浸透しやすい設計です
  • 定期スケジュール・協力会社機能:毎週・隔週・月次の定期業務を自動で反映し、協力会社の予定も1つの画面で共有できます

ExcelやホワイトボードからサポスケへDXを進めたビルメンテナンス会社では、スケジュール作成にかかっていた時間が21時間から7時間へと約67%短縮された事例や、スケジュール作成時間を80%削減できたケースも報告されています。

「まずは自社に合うか試してみたい」という方は、資料を無料でダウンロードできますので、お気軽にご覧ください。

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この記事を書いた人

藤井友輝

Paintnote株式会社 / 代表取締役 藤井友輝

現場仕事のスケジュール管理とDX推進に7年携わり、会社としてこれまで累計1,300社以上のスケジュール管理の相談実績を持つ。2018年Plug and Play Japan入社後、不測の事態が多発する現場の管理実態に直面し、2019年に独立。

100社以上のヒアリングを経て、「変数の多い環境下でのスケジュール管理こそが経営の要である」と確信し、2023年にスケジュール管理アプリ「サポスケ」を開発。

現在は、スケジュール管理の最前線で磨き上げた「急な変更にも柔軟に対応できる実践的な管理ノウハウ」として発信している。

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