2026年5月17日
【純日本製】 スケジュール管理ツール比較10選 |機能・料金で徹底比較

「スケジュール管理ツールを比較したいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「今使っているExcelやGoogleカレンダーに限界を感じてきた。でも乗り換えるなら失敗したくない」
「以前トライアルしたことがあるけど、機能が多すぎて使いこなせずに結局元のやり方に戻ってしまった」
こうした悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
スケジュール管理ツールは、カレンダーアプリからシフト管理・プロジェクト管理・現場連携まで多種多様です。比較しようとすると機能・料金・使いやすさが入り混じって、どれが自社に合うのかわからなくなりがちです。
本記事では、日本製のスケジュール管理ツール10選を4つのタイプに分類し、機能・料金・試しやすさの観点で比較します。「今、自社がどの段階にあるか」から逆引きすることで、ツール選定の迷いをなくすことが目的です。
掲載ツールはすべて日本製(日本発祥)に統一しています。日本語サポートや国内の商習慣への対応という観点で、特に中小企業の現場に向いているものを厳選しました。海外発のツールは機能が豊富な反面、UIや料金体系が国内中小企業の業務フローに合わないケースもあります。日本製ツールに絞ることで、サポート体制・導入事例の参照しやすさ・価格感覚の点で比較しやすくなります。
なお、本記事の料金情報は2026年5月時点の公式サイト掲載情報をもとにしています。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
目次
- スケジュール管理ツールを選ぶ前に知っておきたい4タイプ
- タイプ1:アナログ脱却型(紙・ホワイトボード・口頭からデジタル化したい)
- タイプ2:汎用デジタル改善型(Excel・Googleカレンダーの限界を超えたい)
- タイプ3:シフト・配置管理特化型(シフト連絡・人員配置を効率化したい)
- タイプ4:現場連携・情報一元化型(現場と事務所の分断を解消したい)
- 【タイプ1】アナログから脱却したい方へ|Jooto・Brabio!
- Jooto
- Brabio!
- 【タイプ2】汎用デジタルの限界を超えたい方へ|Jorte・みんスケ
- Jorte
- みんスケ
- スケジュール管理にお困りの方は
- 【タイプ3】シフト・人員配置を効率化したい方へ|SHIFTEE・WeBoardz
- SHIFTEE
- WeBoardz
- 【タイプ4】現場と事務所の情報を一元化したい方へ
- Cyzen
- Jicoo
- NI Collabo 360
- サポスケ
- ツール選定で失敗しないための3つの確認ポイント
- 現場スタッフが実際に使えるかを確認する
- 既存ツールとの重複を確認する
- トライアルを活用して判断精度を上げる
- 悩みから選ぶ:おすすめスケジュール管理ツール早見表
- まとめ:スケジュール管理ツールの比較は、現在地から選ぶと迷いがなくなる
- 現場仕事のスケジュール管理ツールを試してみたい方へ
スケジュール管理ツールを選ぶ前に知っておきたい4タイプ

スケジュール管理ツールを選ぶ際、よくある失敗のひとつは「機能の多さ」や「価格の安さ」だけで判断してしまうことです。高機能なツールを導入しても、現場が使いこなせなければ定着しません。安さで選んでも、必要な機能がなければすぐに別のツールを探すことになります。
重要なのは「自社の現在地」です。今、どんなツールやアナログ手法でスケジュールを管理しているか。その現状から次のステップを選ぶことが、導入後の定着につながります。
逆に言えば、自社の現在地を確認せずに「評判が良さそう」「機能が多い」という理由でツールを選ぶと、現場のスタッフが使いこなせなかったり、今の業務フローに合わなかったりして、結局使われないまま月額料金だけが発生し続けるリスクがあります。
本記事では、現在地を以下の4タイプに分類しています。自社がどのタイプに当てはまるかを確認してから、該当セクションのツールを参照してください。
タイプ1:アナログ脱却型(紙・ホワイトボード・口頭からデジタル化したい)
紙の予定表・ホワイトボード・口頭での指示・電話連絡でスケジュールを管理しており、これをデジタル化したいというケースです。情報が一箇所に集まっておらず、変更のたびに関係者全員に連絡が必要になるため、手間が積み重なっています。
このタイプの企業で弊社がよく聞く課題は、「ホワイトボードに書いた予定を写真に撮ってLINEで送る」「前日の夕方に電話で翌日の段取りを伝える」という運用です。担当者が不在のときに誰も全体像を把握できない、という属人化の問題も起きやすい状況です。
まずタスクや工程を視覚的に管理できるツールを導入することで、情報の一元化と共有がスムーズになります。
→ おすすめ:Jooto・Brabio!
タイプ2:汎用デジタル改善型(Excel・Googleカレンダーの限界を超えたい)
GoogleカレンダーやTimeTree、Excelシートでスケジュールを管理しているが、「情報の蓄積ができない」「メンバーが勝手に予定を変更する」「複数のツールを組み合わせているせいで情報がどこにあるかわからない」など、現在のツールの限界を感じているケースです。
Googleカレンダーは手軽で便利ですが、顧客情報や作業内容を蓄積する機能がなく、全員編集権限にするとトラブルが起きやすいという声もよく聞かれます。TimeTreeも「20カレンダーの上限に達してしまってメンバーが追加できない」というケースが複数あります。
無料ツールからの移行や、チーム・現場に合った専門ツールへのステップアップが次のゴールです。
→ おすすめ:Jorte・みんスケ
タイプ3:シフト・配置管理特化型(シフト連絡・人員配置を効率化したい)
スタッフのシフト表をLINEや紙・Excelで作成・配布しており、変更のたびに全員への再送信が必要なケースです。または「誰がどこに入るか」という人員配置をホワイトボードで管理していて、外出先では確認できないという課題を抱えています。
「シフト変更が出るたびにグループLINEで送り直すが、既読がついているかわからない」「急な欠勤に対応するためのシフト調整が毎回大変」といった状況が続いている企業に向いています。シフト専用・配置管理専用ツールに切り替えることで、連絡コストと管理ミスを大幅に削減できます。
→ おすすめ:SHIFTEE・WeBoardz
タイプ4:現場連携・情報一元化型(現場と事務所の分断を解消したい)
現場スタッフへの指示や確認が電話・LINEで分散しており、事務所と現場の情報が常に分断されているケースです。「外出先から予定を確認・更新できない」「急な変更のたびに現場に電話がかかってくる」「誰がどの現場に入っているか一覧で見られない」といった状況です。
建設・設備工事・清掃・訪問看護など、スタッフが現場を移動しながら仕事をする業種では、このタイプの課題が最も多く見られます。位置情報・日程調整・グループウェアなど、現場との連携に特化したツールが有効です。
→ おすすめ:Cyzen・Jicoo・NI Collabo 360・サポスケ

【タイプ1】アナログから脱却したい方へ|Jooto・Brabio!

紙・ホワイトボード・口頭でのスケジュール管理を続けている企業にとって、最初のデジタル化のハードルは「難しそう」「覚えるのが大変そう」という心理的なものが大半です。このタイプのツールはExcelに近い感覚で使い始められるものが多く、デジタル化の第一歩として導入しやすい設計になっています。
紙・ホワイトボード管理から移行したい企業が検討すべき観点は「今のやり方をそのままデジタルに移せるか」「現場のスタッフが覚えられるか」の2点です。以下の比較表で違いを確認してください。
比較軸 | Jooto | Brabio! |
|---|---|---|
対応タイプ | タスク管理・ガントチャート | ガントチャート特化 |
無料プラン | あり(1名まで) | あり(5名まで無料) |
月額料金 | ¥417〜/名/月(年間・スタンダード) | 3,300円/月〜(プラン10の場合) |
トライアル | あり | あり(無料プランで試せる) |
スマホアプリ | iOS・Android | iOS・Android |
主な用途 | カード型タスク管理・進捗確認 | プロジェクト工程管理・ガントチャート |
Jooto

Jootoは、ドラッグ&ドロップでタスクを動かすカード型のUIが特徴のタスク管理・プロジェクト管理ツールです。「ToDoリスト → 進行中 → 完了」のように、仕事の進捗を視覚的に把握できるため、これまで口頭や紙でタスクを管理していたチームが最初に導入するツールとして適しています。
タスクに担当者・期限・優先度を設定でき、ガントチャートでは期限と担当者の関係を一覧で確認できます。メンバーの負担状況も一目で把握できるため、業務が特定の人に偏っていないかを確認する用途にも使えます。
コメント機能・ファイル添付・通知設定なども備えており、紙やホワイトボードで管理していた内容をそのままデジタルに移行できます。メンバー間でのコミュニケーションもタスクに紐づけられるため、LINEやメールでの確認連絡を減らすことができます。
無料プランではプロジェクト数・メンバー数に制限がありますが、基本的なタスク管理は利用可能です。スタンダードプランは1名あたり年間契約で月額417円から始められます。ビジネスプランは月額980円(年間)で、IPアドレス制限やシングルサインオンなどのセキュリティ機能が追加されます。トライアルを利用することで、実際の運用に近い環境で試してから判断できます。
向いている企業:複数のプロジェクトやタスクを担当別・進捗別に管理したい企業。工事会社・製造業・総務部門など、工程の見える化が必要な業種。アナログ管理からの第一歩として、まずカード型のタスク管理を試したい企業にも適しています。
公式サイト:https://www.jooto.com/
Brabio!

画像引用:https://www.itreview.jp/products/brabio/reviews
Brabio!は、ガントチャートに特化したシンプルなプロジェクト管理ツールです。累計20万社以上の導入実績があり、工事・製造・建設などの工程管理ツールとして中小企業に広く使われています。
最大の特徴は「5名まで完全無料」で使えることです。小規模チームであれば費用を一切かけずに本格的なガントチャートを作成でき、実際の業務で試してから有料プランへの移行を判断できます。ExcelのCSV出力にも対応しており、これまでExcelで工程表を作っていた企業がそのデータを活用しながら乗り換えるケースも多いです。
操作はドラッグ&ドロップで直感的に工程を動かせるため、ITツールに不慣れなスタッフでも比較的スムーズに使い始められます。スマートフォン・タブレットからも閲覧・更新でき、現場での確認も可能です。ファイル共有(最大1GB)・掲示板機能・セキュリティ設定(IPアドレス制限・アクセス制限)なども備えています。
有料プランは人数の増加に応じて料金が変わる設計で、詳細は公式サイト(brabio.jp)でご確認ください。
向いている企業:プロジェクトの工程管理・進捗管理を視覚化したい企業。Excelのガントチャートからの移行先を探している企業。5名以下でまず無料から試したい小規模チーム。工期管理が重要な建設・製造・イベント運営などの業種にも適しています。
公式サイト:https://brabio.jp/
【タイプ2】汎用デジタルの限界を超えたい方へ|Jorte・みんスケ

GoogleカレンダーやTimeTree、ExcelシートをLINEやSlackと組み合わせて運用してきた企業が、「情報が分散している」「ツールが増えすぎて管理が追いつかない」「人数が増えて今のツールでは限界」と感じ始めたタイミングで検討するのがこのタイプです。
複数のツールを組み合わせた運用は手軽に始められる反面、「どこに情報があるかわからない」「変更が一方のツールにしか反映されていない」という問題が起きやすくなります。また、スタッフが増えると管理の複雑さが増し、既存ツールでは対応できなくなるケースも少なくありません。一元管理に特化したツールへの移行が、こうした状況の改善につながります。
比較軸 | Jorte | みんスケ |
|---|---|---|
対応タイプ | カレンダー管理 | 作業員配置・スケジュール共有 |
無料プラン | あり(基本機能) | ー |
月額料金 | ¥300〜/月(プレミアム・Android) | 600円/月・1メンバー |
トライアル | ー(無料版からそのまま試せる) | 要問い合わせ |
スマホアプリ | iOS・Android | iOS・Android |
導入実績 | 累計3,400万DL | ー |
Jorte

画像引用:https://play.google.com/store/apps/dev?id=9063460860644153525&hl=ja
Jorteは、累計3,400万ダウンロードを誇る日本発祥のカレンダーアプリです。個人ユーザーを中心に普及しており、手帳に近い感覚でスケジュールを管理できる直感的なUIが支持されています。
Googleカレンダーと双方向で同期ができるため、すでにGoogleカレンダーを使っているチームが「もう少し使いやすいUIで管理したい」「手帳感覚のカレンダーに切り替えたい」という場合の移行先として適しています。きせかえ(カスタマイズ)機能・よく使う予定テンプレート・大容量データバックアップなど、手帳に近い使い勝手を重視した機能が揃っています。
無料プランでも基本的なカレンダー機能は利用でき、プレミアムプランは月額300円(Androidの場合)から。ジョルテプラスは年額480円(Android)とさらに安価で、プレミアムの人気機能を厳選したプランです。無料版からそのまま使い始めることができ、トライアル申し込みの手続きは不要です。
ただし、あくまでカレンダー・スケジュール管理に特化したツールであり、タスクの進捗管理・シフト作成・現場管理といった機能はありません。「まずは複数人の予定を整理して一元化したい」「Googleカレンダーより使いやすいUIのカレンダーに変えたい」というニーズに最も適したツールです。
向いている企業:個人のスケジュール管理の質を上げたいビジネスパーソン・小規模チームのカレンダー共有。手帳感覚のUIを好む方。Googleカレンダーは使っているがUIに使いにくさを感じており、より使いやすいカレンダーアプリに乗り換えたい方にも向いています。
公式サイト:https://www.jorte.com/
みんスケ

画像引用:https://metatechno-products.com/minsche/
みんスケは、建設・工事・設備工事といった現場系の業種向けに設計された、作業員配置特化のスケジュール管理アプリです。ホワイトボードに磁石でスケジュールを動かす感覚に近いUIを採用しており、「デジタルが苦手なスタッフでも使える」という点が現場系企業で評価されています。
4つの視点でスケジュールを確認できる機能(縮小版で2週間表示・通常版で1週間・拡大版で2〜3日)を備えており、スマートフォン上でのピンチイン・アウト操作にも対応しています。工数管理・現場資料のファイル添付・天気予報表示・地図表示・通知機能など、現場管理に必要な機能をスマートフォン上で完結させる設計です。職人の現場入場記録にも対応しており、日程管理と施工管理を統合したい企業に向いています。
株式会社メタテクノが販売するスマートフォン用アプリで、料金は1ユーザー月額あたり600円となっています。
向いている企業:建設・設備工事・土木など現場系業種で、ホワイトボード管理からデジタルに移行したい企業。現場スタッフの入場記録・工数管理を一本化したい企業。職人やスタッフがスマートフォン操作に慣れていない場合でも、ホワイトボードと同じ感覚で操作できる点が導入のハードルを下げます。
公式サイト:https://metatechno-products.com/minsche/
スケジュール管理にお困りの方は
弊社では、Googleカレンダーやホワイトボードなどの、スケジュール管理ツールを徹底比較する資料をご用意しております。
30秒ほどでダウンロード可能です。ツールごとの強みや弱みを詳しく知り、スケジュール管理を効率化したい方に向けた内容になっております。
【タイプ3】シフト・人員配置を効率化したい方へ|SHIFTEE・WeBoardz

「毎週のシフト表をLINEやExcelで作って、変更のたびに全員に送り直している」「誰がどこにいるかをオフィスのホワイトボードで管理しているが、外出中は確認できない」という運用が続いているのがこのタイプです。
シフトの連絡漏れ・変更対応の手間・スタッフへの告知ミスといった問題が現場で繰り返されているケースに有効です。ただし、SHIFTEEは本格的なシフト管理・勤怠管理のツールであるのに対し、WeBoardzはホワイトボードの在席管理をシンプルにデジタル化したものです。用途・規模感が異なるため、自社に必要な機能を確認してから選定してください。
比較軸 | SHIFTEE | WeBoardz |
|---|---|---|
対応タイプ | シフト管理・勤怠管理・ワークフロー | 行動予定表(在席管理) |
無料プラン | 30日間無料トライアル | 完全無料(有料プランなし) |
月額料金 | 250円/月・1ユーザー〜 | 50名まで無料 |
トライアル | 30日間 | ー(登録後すぐ使用可) |
スマホアプリ | iOS・Android | スマホ・PC・タブレット対応 |
主な機能 | シフト作成・勤怠・電子署名・給与連携 | ホワイトボード代替・在席確認・安否確認 |
SHIFTEE

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.shifteeapp&hl=ja
SHIFTEEは、シフト管理・勤怠管理・ワークフロー管理を一本化できるシフト専門のクラウドサービスです。スタッフのシフト希望収集から自動シフト作成、勤務時間の記録、休暇申請・承認ワークフロー、電子署名、給与計算への連携まで、シフト運用に関わる業務をまとめて管理できます。
「シフト連絡がLINEやメールで混在している」「スタッフの希望収集に毎回時間がかかる」「シフトと勤怠を別のツールで管理していて二重入力になっている」といった企業に向いています。スマートフォンアプリ(iOS・Android対応)でスタッフ側からもシフト確認・申請ができ、管理者とスタッフの間のコミュニケーションコストを削減できます。
30日間の無料トライアルが利用でき、実際の運用に近い環境で確認してから導入を判断できます。プランはシフト管理に特化したLightプランと、細かい機能まで使えてより各社の要望に応えられるFullプランの2つがありで、料金は初期費用50,000円+月額250円です。(ライトプランの場合)。
向いている企業:飲食・小売・サービス業など、複数のスタッフのシフト管理が必要な企業。勤怠管理・休暇申請をシフト管理と同じツールで完結させたい企業。現状LINEグループでシフト連絡を行っており、既読確認や変更対応の煩雑さに悩んでいる管理者にも適しています。
公式サイト:https://www.shifteeapp.jp/
WeBoardz

画像引用:https://www.itreview.jp/products/weboard/profile
WeBoardz(weboard.biz)は、オフィスのホワイトボードに書いていた「誰が外出中・誰が在席・誰がどこへ行くか・何時に戻るか」という行動予定表をそのままWEB化したツールです。すべての機能が完全無料で利用でき、1分程度で登録・使用開始できます。
既存のホワイトボードとまったく同じ感覚でスタッフの行動を管理できるため、デジタル化への心理的なハードルが非常に低いのが特徴です。始業前に書き込み内容を自動でリセットする機能・複数メンバーへの同時入力機能・緊急時の安否確認機能も備えています。スマートフォン・PC・タブレットのいずれからも利用でき、外出先からも在席状況をリアルタイムで確認できます。
50名までは無料のため「まずコストゼロで試したい」「シンプルな在席管理だけあればいい」というケースに適しています。ただし、シフト作成・勤怠管理・勤務時間記録・給与連携といった機能はありません。「ホワイトボードの在席管理をデジタル化したい」という特定の用途に絞って使うツールです。管理の幅を広げたい場合はSHIFTEEなどの本格的なシフト管理ツールとの組み合わせを検討してください。
向いている企業:オフィスの在席管理・行動予定管理をシンプルにデジタル化したい企業。まず無料でデジタル管理を試したい企業。導入コストをかけずに「誰がどこにいるか」を可視化するところから始めたい企業。
公式サイト:https://weboard.biz/
【タイプ4】現場と事務所の情報を一元化したい方へ

外回り・現場作業・訪問サービスなど、スタッフが事務所の外で働く業種では、「今日誰がどこにいるか」「どの現場に誰を入れるか」「急な変更をどう伝えるか」という情報連携が日常的な課題です。
電話・LINEで連絡を取り合っている間に、現場と事務所の情報がバラバラになり、確認のための電話が一日中続くといった状況を経験している企業も多いのではないでしょうか。このタイプのツールは、現場スタッフと事務所の間の情報ギャップを埋めることを主な目的としています。
このカテゴリにはCyzen・Jicoo・NI Collabo 360・サポスケの4ツールを紹介します。それぞれ対応する用途が異なるため、比較表で違いを確認してから詳細を参照してください。
比較軸 | Cyzen | Jicoo | NI Collabo 360 | サポスケ |
|---|---|---|---|---|
対応タイプ | 外回り・現場管理 | 日程調整・予約管理 | グループウェア | 現場仕事特化 |
無料プラン | あり(Cyzen Proの場合) | あり | なし | なし |
月額料金 | ¥2,400円〜/名・月(年間払いの場合) | ¥800円〜/月(Pro・税抜) | ¥360円〜/月・名(クラウド) | 要問い合わせ |
トライアル | 14日間 | 14日間(Teamプラン) | 30日間 | 2週間 |
スマホアプリ | iOS・Android | iOS・Android | NI Calendarがスマホ版であり | iOS・Android |
主な特徴 | GPS・顧客マップ・報告書自動作成 | 外部カレンダー連携・日程調整自動化 | スケジュール+経費精算+安否確認 | 現場特化・IT補助金対応 |
Cyzen

画像引用:https://www.cyzen.cloud/about_company
Cyzenは、外回り営業・現場訪問スタッフの行動管理に特化した営業支援ツールです。GPS位置情報によるリアルタイムのスタッフ把握・顧客情報を地図上で管理するオリジナル顧客マップ・写真添付対応の報告書作成機能などを備えています。
報告書の作成は音声入力による10秒入力にも対応しており、現場から手を離さずにその場で作業記録を残せます。Googleカレンダーとの連携もでき、既存のスケジュール管理と並行しながら導入を始めることも可能です。チャット・インターネット通話・動画共有機能も搭載されており、現場と事務所のコミュニケーションをツール内で完結させることができます。
有料プランは年間契約で月額2,400円〜(1名あたり)です。14日間の無料トライアルが利用できます。
向いている企業:外回り営業・訪問サービス・現場巡回など、スタッフが複数の場所を移動しながら仕事をする企業。GPS管理・現場報告書の一元管理を必要とする業種。「スタッフが今どこにいるかがリアルタイムで把握できない」「報告書の作成に時間がかかっている」という課題を抱える企業に特に有効です。
公式サイト:https://www.cyzen.cloud/
Jicoo

Jicooは、複数人の日程調整を自動化する日程調整専門のツールです。自分のスケジュールと連携したURLを共有するだけで、相手が空き時間から日時を選択できます。Googleカレンダー・Microsoft365・Outlookなど主要なカレンダーに対応しており、既存のスケジュール管理ツールの上に重ねて使う設計です。
「取引先との打ち合わせ日程を決めるだけで何往復もメールがかかる」「社内の複数人のスケジュールを合わせるのが大変」という状況に有効です。複数人の予約ページ・ルーティングフォーム・自動割り当て機能・Salesforce/Stripe/LINE連携など、商談・セミナー・予約業務の自動化に対応しています。
無料プランは機能制限があるものの永続利用でき、Proプランは月額800円(税抜)、Teamプランは月額1,200円(税抜)で14日間のトライアルが利用できます。年払いで20%割引になります。
向いている企業:商談・セミナー・予約業務での日程調整のやり取りを自動化したい企業。スケジュール管理よりも「日程調整の効率化」が主な課題の企業。営業・採用・カウンセリングなど、外部の人との日程調整が頻繁に発生する職種にも適しています。
公式サイト:https://www.jicoo.com/
NI Collabo 360

NI Collabo 360は、スケジュール管理・ワークフロー・経費精算・安否確認をまとめて管理できるグループウェアです。株式会社NIウェアが提供しており、クラウド版は月額360円/名(税別)と中小企業でも導入しやすい料金設定になっています。
「スケジュール管理だけでなく、経費精算や業務申請の承認も一本化したい」「複数の管理業務をひとつのツールに集約したい」という企業に向いています。スケジュール管理ツールとしての機能に加え、グループウェアとしての業務機能を一通り備えているため、現状バラバラのツールを使っている企業が整理・統合するための選択肢になります。
クラウド版のほか、パッケージ版(ライセンス購入)も用意されており、自社サーバーへの導入も可能です。パッケージ版は10ユーザー58,000円〜。30日間の無料トライアルが用意されています。
向いている企業:スケジュール管理・経費精算・安否確認など複数の業務管理を1ツールで完結させたい企業。低コストで導入できるグループウェアを探している中小企業。現状、スケジュール管理・経費精算・ワークフロー承認をそれぞれ別のツールで管理しており、管理コストを一本化したい企業にも向いています。
公式サイト:https://www.ni-ware.com/
サポスケ

画像引用:https://saposuke.jp/
サポスケは、現場仕事に特化したスケジュール管理サービスです。建設・設備工事・清掃・訪問看護など、スタッフが現場に出る業種での導入実績が多く、「誰がどの現場に入るか」「現場ごとの作業情報を事前に共有する」「変更が出たときにすぐ通知する」という現場特有のニーズに特化した設計がされています。
スケジュール管理に特化しており、人数が多くて予定が見づらい、スケジュールが色々な箇所に散らかっていて見づらいといった課題を解決できます。
2週間の無料トライアルを実施しており、使用感を確かめられます。料金は人数により異なるため、お問い合わせください。
向いている企業:スケジュール管理に必要なツールがバラバラで統一したい企業。現場にスタッフを割り当てるタイプの運用をしている企業。既存のスケジュール管理ツールを試したが細かいカスタマイズやスケジュールの割り当てができなかった企業。
公式サイト:https://saposuke.jp/
ツール選定で失敗しないための3つの確認ポイント

スケジュール管理ツールを選定する際、機能や料金だけで判断して導入したが「使われなかった」「元のやり方に戻ってしまった」というケースは少なくありません。導入前に以下の3点を確認することで、こうした失敗を防ぐことができます。
現場スタッフが実際に使えるかを確認する
まず確認すべきは、現場で実際にツールを使うスタッフが操作できるかどうかです。管理者側では「使いやすい」と思ったツールも、現場スタッフが「操作が難しい」と感じれば定着しません。
弊社が商談の中でよく聞くのが「以前別のツールを導入したが、現場スタッフが使わずに結局元の方法に戻ってしまった」という話です。特に40〜70代が多い現場では、操作手順の少なさ・スマホアプリの見やすさ・ログインの手軽さが定着の鍵になります。「機能が豊富なツール」よりも「スタッフが毎日無理なく使えるツール」を優先することが、長期的な定着につながります。
トライアル期間中に、実際の現場スタッフ数名に触ってもらい、「自分でできる」と感じてもらえるかを確認してから判断するのが確実です。管理者だけがトライアルを使って「よさそう」と判断するのではなく、実際に使うスタッフの感触を確かめることが重要です。
また、IT導入補助金に対応しているツールの場合、トライアル期間中に補助金の申請手続きを並行して進めることができます。「トライアルで効果を確認してから補助金を申請する」という流れを取ることで、導入コストを抑えながら判断の精度を高めることができます。
既存ツールとの重複を確認する
次に確認すべきは、すでに使っているツールとの機能重複です。工程管理ツール・グループウェア・基幹システムなどを導入済みの企業では、新たにスケジュール管理ツールを入れると「二重管理」になるリスクがあります。
例えば、工程管理ツールは現場の工程・書類管理には優れていますが、日次の人員配置・スタッフへの作業指示・スケジュール共有という用途では機能が不向きなことがあります。工程管理は既存ツールで、日次の人員配置管理は別ツールで、という使い分けをしている企業も複数あります。汎用データベースツールも同様に、カスタマイズ性は高い反面、スケジュール管理の使いやすさという点では専門ツールに劣ることがあります。
新しいツールを入れる前に「今使っているツールで何が足りないのか」「追加のツールが補完関係になるか・機能が重複して無駄になるか」を明確にしてから選定することが重要です。具体的には「今使っているツールで解決できていない課題を3つ書き出す」ところから始めると、必要な機能が絞り込みやすくなります。
トライアルを活用して判断精度を上げる
スケジュール管理ツールは、概要説明やデモ動画を見ただけでは判断しにくいものです。「操作が複雑そう」「現場スタッフが使えるかどうかわからない」という印象も、実際に自社の業務フローで動かしてみると変わることが多く、弊社の商談でも「説明を聞いているときよりも触ってみてからの方が、向き不向きがよくわかった」という声をよく聞きます。
トライアルで確認できる主なポイントは以下の3つです。
①現場スタッフが実際に操作できるか:管理者側が「使いやすい」と感じたツールでも、実際に現場で使うスタッフが直感的に操作できるかは別の話です。ある造園業の企業からは「使ってみないと全部わからない。ガラケーからスマホに変わったぐらい違う感覚だった」という声がありました。操作感は実際に触れることでしか判断できない部分が大きく、管理者だけでなく現場スタッフ数名にトライアル期間中に触れてもらうことを推奨します。
②今使っているExcel・ホワイトボードなどのツールの代替ができるか:トライアルを通じて「今やっていることが新しいツールでも同じようにできるか」を確認することができます。設備工事業の企業では、「Excelを全部なくしたときに、同じ管理が新しいツールでできるかをトライアルで確かめた」という進め方をしていました。既存の運用フローをそのまま再現できるか、あるいは新しいフローに切り替える必要があるかを把握することで、導入後のギャップを減らせます。
③自社の業務に合わせたカスタマイズが必要かどうか:ツールによって、設定項目の自由度・表示のカスタマイズ・案件の項目追加などの対応幅が異なります。トライアル期間中に「この項目を追加したい」「この表示を変えたい」という点が出てきたとき、それが実現できるかどうかを確認することが、本番運用での使いにくさを事前に防ぐことにつながります。
悩みから選ぶ:おすすめスケジュール管理ツール早見表

これまでの4タイプをもとに、「今どの状況か」から直接おすすめツールを逆引きできる早見表です。
現在の状況 | 課題の本質 | おすすめツール |
|---|---|---|
紙・ホワイトボード・口頭で管理している | デジタル化したい | Jooto / Brabio! |
Excel・Googleカレンダーに限界を感じている | 専門ツールへ移行したい | Jorte / みんスケ |
シフト連絡・人員配置が手動で大変 | 配置管理を効率化したい | SHIFTEE / WeBoardz |
現場と事務所の情報が分断されている | 現場連携を一元化したい | Cyzen / Jicoo / NI Collabo 360 / サポスケ |
すでに何らかのツールを使っているがうまく活用できていない場合は、新しいツールを入れる前に「現在のツールでできていないことを明確にする」作業を先にすることをお勧めします。ツールの機能が不足しているのか、それとも運用ルールが整っていないのかによって、次に取るべき行動が変わります。ツールを闇雲に増やす前に、現状の運用課題を整理することでスケジュール管理を効率化できることもあります。
また、スケジュール管理の基本的な整え方については
ビジネスのスケジュール管理|仕事で使える手順5つと失敗しないコツ
も参考にしてください。
スケジュール管理を効率化するためのテクニックや運用方法については
もあわせてご覧ください。
まとめ:スケジュール管理ツールの比較は、現在地から選ぶと迷いがなくなる

本記事では、日本製スケジュール管理ツール10個を4タイプに分け、機能・料金・試しやすさを比較しました。
スケジュール管理ツールの比較記事では、機能の網羅性や価格の安さが前面に出ることが多いですが、大切なのは「今の自社にとって何が変わればよいか」というゴールを先に決めることです。紙・ホワイトボードからの脱却なのか、汎用デジタルツールからの移行なのか、シフト・配置管理の効率化なのか、現場との情報連携なのかどうかなどの悩みによって、最適なツールは変わります。
まずは現時点の課題を確認し、該当タイプのツールを1〜2本絞り込む。次にトライアルで現場スタッフに触れてもらい、定着の可能性を確認する。この手順が、スケジュール管理ツールの比較・選定で失敗しないための基本です。「たくさん比べてから決める」よりも「課題から絞り込んで早く試す」という判断で、ツール導入を成功しやすくなるでしょう。
スケジュール管理の重要性や導入前に整えておく考え方については
もあわせてご覧ください。ツール導入の前に管理の基本を整えておくことで、どのツールを選んでも定着しやすい環境をつくることができます。
現場仕事のスケジュール管理ツールを試してみたい方へ

現場仕事に特化したスケジュール管理ツールをお探しの方には、サポスケをご検討ください。
サポスケは、建設・設備工事・清掃・訪問看護など、スタッフが現場に出る業種向けに設計されたスケジュール管理サービスです。「誰がどの現場に入るか」をカレンダー形式で一目で把握でき、現場ごとの作業情報・顧客情報の紐付け、変更時のスタッフへのプッシュ通知、スマートフォンアプリでの現場からのリアルタイム確認など、現場仕事の実態に合わせた機能を備えています。
導入企業では、月21時間かかっていたスケジュール管理コストが大幅に削減されたケースや、月に3件発生していたダブルブッキングがなくなったケースなど、現場の管理精度・効率化に効果が出ています。
スケジュール管理のみに特化して、サポスケだけでスケジュール管理が完結するにようになるリーズナブルなプランもご用意しております。興味のある方は以下のリンクより、サポスケの資料をご覧いただけますので、お気軽にダウンロードしてみてください。
トライアル:2週間の無料トライアルで、実際の運用環境で確認いただけます。
IT導入補助金:対応しており、初期費用の一部補助を受けながらの導入も可能です。
この記事を書いた人

Paintnote株式会社 / 代表取締役 藤井友輝
現場仕事のスケジュール管理とDX推進に7年携わり、会社としてこれまで累計1,300社以上のスケジュール管理の相談実績を持つ。2018年Plug and Play Japan入社後、不測の事態が多発する現場の管理実態に直面し、2019年に独立。
100社以上のヒアリングを経て、「変数の多い環境下でのスケジュール管理こそが経営の要である」と確信し、2023年にスケジュール管理アプリ「サポスケ」を開発。
現在は、スケジュール管理の最前線で磨き上げた「急な変更にも柔軟に対応できる実践的な管理ノウハウ」として発信している。

