作成日:2026年8月29日
ハウスクリーニングのスケジュール管理アプリ厳選6選|機能、料金で徹底比較
この記事を書いた人

Paintnote株式会社 / 代表取締役 藤井友輝
現場仕事のスケジュール管理に7年携わり、1,300社以上の相談実績をもとに「サポスケ」を開発。現場で磨いた実践的な管理ノウハウを発信中。
現場仕事のスケジュール管理とDX推進に7年携わり、会社としてこれまで累計1,300社以上のスケジュール管理の相談実績を持つ。2018年Plug and Play Japan入社後、不測の事態が多発する現場の管理実態に直面し、2019年に独立。
100社以上のヒアリングを経て、「変数の多い環境下でのスケジュール管理こそが経営の要である」と確信し、2023年にスケジュール管理アプリ「サポスケ」を開発。
現在は、スケジュール管理の最前線で磨き上げた「急な変更にも柔軟に対応できる実践的な管理ノウハウ」として発信している。

「当日の朝に急な依頼が入るたび、誰を回せるか電話で確認している」
「日程を変えるたびに、スタッフ全員へ連絡し直している」
「予約の受付と作業の割り当てが別々で、スケジュールが二重管理になっている」
ハウスクリーニング業でスケジュール管理を任されている方にとって、こうした悩みは尽きないものです。手帳やエクセル、Googleカレンダーで管理してきたものの、受注が増えて追いつかなくなったという声も多く聞かれます。
本記事では、ハウスクリーニングのスケジュール管理に使えるアプリ6つを、料金と5つの評価項目で比較します。業種を問わないアプリを数多く並べるのではなく、ハウスクリーニング業を想定して作られたものに絞りました。
ハウスクリーニングのスケジュール管理アプリの選び方

ハウスクリーニングのスケジュール管理アプリは、「自社のどこが詰まっているか」を決めてから比較すると失敗しにくくなります。受付の電話対応が負担なのか、当日の割り当てに時間がかかっているのか、外注先とのやりとりに手間がかかっているのかで、比較すべき項目が変わるためです。ここでは、比較の軸になる5つの項目を解説します。
①始めやすさ:無料で試せるか、月額に見合う業務を置き換えられるか
料金は、金額だけを並べても比較になりません。アプリごとに置き換えられる業務の範囲が違うため、安い・高いを同じ土俵で判断できないからです。比較するときは、月額と「そのアプリが引き受ける業務」を必ずセットで見ます。
アプリ | 月額 | 置き換えられる業務(公式サイトの記載) | 月額に見合う削減時間の合計(時給2,000円換算) |
|---|---|---|---|
Googleカレンダー | 0円 | 予定の共有 | 費用が発生しない |
SelectType | 1,500円 | 予約の受付 | 月45分 |
センキャク | 1,980円 | 予定の共有/見積・報告・請求 | 月1時間 |
おそうじクラウド | 10,780円 | 受注・顧客管理/担当の手配 | 月5.4時間 |
サポスケ | 29,800円 | 担当の割り当て/定期スケジュール/作業報告書/勤怠の打刻・集計/協力会社の管理 | 月14.9時間 |
ハウスクリーニングクラウド | 非公開 | 顧客・契約・請求入金・委託料/スケジュール | 要問い合わせ |
右端の数字は、そのアプリが引き受ける業務にかけている時間が合わせて月にどれだけ減れば月額に見合うかを、時給2,000円で換算したものです。1つの業務だけで回収する必要はありません。予約の受付、見積書と請求書の作成、作業報告書の作成、協力会社への連絡、勤怠の集計まで任せられるアプリであれば、それぞれで減った時間を足し合わせて月額と比べます。業務を1つずつ切り出すと小さく見える時間でも、合計すると月に10時間を超えることは珍しくありません。
一方、予定の共有だけを変えたい会社では計算が変わります。置き換わる業務が1つしかないため、その業務だけで月額に見合う時間を減らす必要があり、範囲の広いアプリほど回収は遠のきます。まず自社が何を任せたいのかを決め、その範囲を持つアプリの月額と比べるのが順序です。
つまり見るべきは金額の低さではなく、自社がいま時間を使っている業務が、そのアプリの範囲に入っているかです。①の点数が低いアプリは、その分③〜⑤の点数が高くなる傾向があります。①だけで判断せず、自社が詰まっている項目とあわせて比較してください。
②予約受付:個人宅からの依頼をそのまま取り込めるか
ハウスクリーニングの受付では、作業メニューをどこまで細かく取れるかが後の工程を左右します。弊社が現場企業へのヒアリングで確認した範囲では、本業に加えてカビ防止コーティングなどのオプションを付帯販売し、メニュー別の売上をエクセルで別に集計している会社が複数ありました。顧客アンケートも紙のままという声があり、受付・作業・集計が3つに分かれている状態です。
つまりこの項目で比較すべきは、予約を受け付けられるかどうかではなく、受付で取った情報がそのまま割り当てとメニュー別の集計まで流れるかです。オプションを別メニューとして登録できるか、受付時に聞く項目を自由に設定できるかを確認しましょう。電話で受けてメモに書き、あとからカレンダーへ入力し直す運用では、転記のたびに抜けが生じます。
当日の割り当てが最大の課題である会社では、この項目の優先度は下がります。
③スタッフ配置:誰が空いているかを見て当日の依頼を振れるか
急な依頼に即答できるかどうかは、「今日と明日、誰が空いているか」が一目でわかるかで決まります。予定が埋まっているかどうかを1件ずつ確認していると、電話口で回答できず折り返しになってしまいます。
現場では、カレンダーの上部に「空き状況」の行を設け、空いているスタッフを「名前+AM/PM」で表示している会社があります。空きがある日を黄色、全員が埋まっている日を白と決めておき、突発の依頼を誰へ振れるかをその場で判断する運用です。担当者が決まっていない依頼を、いったん「未割り当て」の予定として置く方法も複数の会社で見られます。
あわせて確認したいのが移動時間です。時間の上では重なっていなくても、移動を考えると成立しない組み合わせは起こりえます。地図と連携して現場の位置を確認できるか、担当者ごとの1日の並びを横一列で見られるかを確かめておきましょう。
④帳票:見積書・作業報告書・請求書までつながるか
スケジュールと帳票が別々のツールに分かれていると、同じ情報を二度入力することになります。予定に紐づけて見積書や作業報告書を作れるアプリなら、現場から戻って入力し直す手間がなくなります。
写真の扱いも確認したい点です。作業前後の写真を報告書へ貼り付ける作業は手間がかかり、報告書1件に1時間近くかかっているという声もあります。撮影した写真がそのまま報告書に入る仕組みであれば、この時間を削減できます。
⑤契約・委託料:外注先への発注と支払いまで追えるか
協力会社に作業を任せている会社では、発注から支払いまでを1か所で追えるかが比較の分かれ目になります。元請けと協力会社の2層でスケジュールを動かしている現場では、依頼はエクセルで送ったのに手書きで返ってくる、FAXで戻ってくる、といった具合に返答の形式がばらばらになりがちです。
この状態では、誰にいつ発注したのかを人の記憶で追うことになり、支払い金額の集計も別の表で管理することになります。外注先が増えてきた会社は、委託料の管理や、協力会社ごとに見える情報を制限できるかまで含めて比較しましょう。自社スタッフだけで完結している会社であれば、この項目は不要です。
ハウスクリーニングのスケジュール管理アプリ6選を比較
ここからは6つのアプリを、①まず手始めにデジタル化したい、②予約受付と顧客対応まで任せたい、③大人数の配置と外注先の管理まで回したい、という3つの状況に分けて比較します。状況ごとに2つずつです。
状況 | アプリ | 公式が第一に掲げるもの | 月額 | 初期費用 | 無料で試せる範囲 |
|---|---|---|---|---|---|
①手始めにデジタル化 | Googleカレンダー | 予定の登録と共有 | 0円 | なし | すべて無料 |
①手始めにデジタル化 | センキャク | スケジュール管理 | 1,980円 | 50,000円(キャンペーンで0円) | 30日間の無料お試し |
②予約受付と顧客対応 | SelectType | 予約フォームでの受付 | 0〜10,000円 | なし | フリープラン(広告表示あり) |
②予約受付と顧客対応 | おそうじクラウド | 注文と顧客の一元管理 | 10,780円〜 | 19,800円(キャンペーンで0円) | デモ申込あり |
③大人数の配置と外注先 | サポスケ | 定期スケジュール | 29,800円〜 | 導入サポート費(個別見積) | 記載なし |
③大人数の配置と外注先 | ハウスクリーニングクラウド | 契約・請求入金・委託料の管理 | 非公開 | 非公開 | お試し申込あり |
※予約システムは数多くありますが、本記事ではハウスクリーニング向けの専用ページを公開しているものに絞って比較しました。RESERVAやAirリザーブなどは出張訪問サービス全般のページはあるものの、ハウスクリーニング専用の案内がないため対象外としています。Googleカレンダーはハウスクリーニング向けのアプリではありませんが、多くの会社が現在使っている出発点であり、有料のアプリと比べるときの基準になるため入れています。
まず、6つのアプリを料金とハウスクリーニング業への対応で比較します。
次に、5つの項目で採点した比較表です。
アプリ | ①始めやすさ | ②予約受付 | ③スタッフ配置 | ④帳票 | ⑤契約・委託料 |
|---|---|---|---|---|---|
Googleカレンダー | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 |
センキャク | 3 | 2 | 2 | 3 | 1 |
SelectType | 3 | 3 | 2 | 1 | 1 |
おそうじクラウド | 2 | 3 | 2 | 2 | 1 |
サポスケ | 1 | 1 | 3 | 3 | 3 |
ハウスクリーニングクラウド | 1 | 2 | 2 | 3 | 3 |
※本記事は、①ハウスクリーニング向けの専用サービスまたは専用ページがあること、②スケジュール管理を主な機能として掲げていること、③料金を公式サイトで確認できること、の3つを満たすアプリに絞って比較しています。スコアは各社の公式サイトの記載をもとに、機能や条件が明記されていれば3点、一部対応または条件つきであれば2点、非対応または記載がなければ1点として付けました。編集部の評価ではなく、公式サイトの記載を点数に置き換えたものです。合計点や総合順位は出していません。自社が弱い項目の列を見て比べてみてください。
①まず手始めにデジタル化したい会社向け
紙や手帳、エクセルから離れたい段階の会社に向いた2つです。月額0〜1,980円で、まず予定を1か所に集めることを目的としたアプリを比較します。
Googleカレンダー|0円で共有できるが人員の割り当てには向かない

画像引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.calendar&hl=ja
Googleカレンダーは、個人向けであれば無料で使えるカレンダーです。予定を色分けして共有でき、スマートフォンからも確認できるため、紙や手帳からの最初の一歩としては扱いやすい選択肢です。
一方で、人員の割り当てを前提とした作りではありません。管理者が1つのアカウントで全員分の予定を手入力し、月末にスタッフからLINEで報告を受けて転記していた会社もありました。人数が増えるほど入力の負担が管理者に集中します。共有の設定が取引先のセキュリティの基準に合わず、使えなかった例もあります。
数名までの規模で、まず予定を1か所に集めたい段階なら十分に機能します。有料のアプリと比較するときは、この0円の状態から何が増えるのかを基準に見ていくと違いがつかみやすくなります。担当の割り当てや報告書の作成まで求める段階になったら、移行を検討しましょう。組織で使う場合はGoogle Workspaceの有料プランが必要になることもあります。
センキャク|低い月額でスマホから予定と見積・報告までつなげる

画像引用:https://senkyaku.jp/
センキャクは、現場での業務をスマートフォンで完結させることを掲げた業務管理アプリです。ハウスクリーニング向けの専用ページを公開しており、機能一覧の先頭にスケジュール管理を置いています。
料金はベーシックプランの月額1,980円(税込)で、初期費用50,000円はキャンペーンにより0円と案内されています。人数の制限がなく、すべての機能を使えるため、スタッフが増えても月額が上がりません。30日間の無料お試しがあります。
予定の確認だけでなく、見積書の作成から作業、報告、請求までを1つのアプリでつなげられます。出先で依頼の電話を受けたときにその場で予定を登録できるため、事務所に戻って入力し直す運用から抜けたい会社に向いています。ハウスクリーニングのほか電気工事や剪定・造園など50を超える業種に対応しており、清掃専用のサービスではない点は理解しておきましょう。
②予約受付と顧客対応まで任せたい会社向け
受付の電話対応や顧客情報の管理まで手放したい会社に向いた2つです。予約を受ける仕組みと、受注後の管理のどちらに重きを置くかで比較します。
SelectType|担当者別の予約枠でダブルブッキングを防ぐ

SelectTypeは予約フォームを備えた予約システムで、ハウスクリーニング向けの専用ページを公開しています。予約サイトを作って24時間受付ができるようになるため、電話対応の時間を減らしたい会社に向いています。
担当者ごとに予約枠を設定し、同時に受けられる件数を制御できます。受けすぎを防げるため、依頼が集中する時期に予約を詰め込みすぎて移動が間に合わなくなる事態を避けやすくなります。
料金は無料のフリープランのほか、ベーシックが月額1,500円、プロフェッショナルが月額3,000円、プレミアムが月額10,000円(いずれも税別)です。フリープランには広告の表示や機能の制限があるため、事業として使うなら有料プランが前提です。予約の受付が中心で、見積書や請求書の作成には対応していません。
おそうじクラウド|受注から担当者の手配までを一元管理する

画像引用:https://osouji-cloud.com/
おそうじクラウドは「ハウスクリーニング業者のための注文顧客管理システム」を掲げた専用サービスです。受注の状況を可視化し、スタッフの手配ミスやダブルブッキング、予約の入れ忘れを防ぐことを目的としています。
料金は3つのプランに分かれています。個人事業主向けのベーシックが月額10,780円(税込・登録ユーザー10まで)、小規模向けのアドバンスが月額21,780円(税込・ユーザー30まで)、中規模向けのプレミアムが月額32,780円(税込・無制限)です。初期設定料19,800円はキャンペーンにより0円と案内されています。
登録ユーザーには作業スタッフも含まれるため、人数に応じてプランを選びます。受注が増えて手配が追いつかなくなってきた会社に向いた構成です。デモの申込にも対応しています。
③大人数の配置と外注先の管理まで回したい会社向け
スタッフが増え、協力会社への発注も発生している会社に向いた2つです。当日の配置と、外注先への発注・支払いの管理まで含めて比較します。
サポスケ|定期スケジュールと協力会社の権限分離に対応する

画像引用:https://saposuke.jp/
サポスケは、現場にスタッフを送る仕事のスケジュール管理に対応したサービスです。機能一覧の先頭に定期スケジュールを掲げており、曜日や間隔を決めた定期の作業と、当日入るスポットの依頼を同じ画面で扱えます。なお、サポスケは弊社が提供するサービスです。ハウスクリーニング向けの専用ページはなく、公式サイトの導入事例にハウスクリーニング関連の企業を掲載している段階のため、本記事では「専用のツール」ではなく「導入事例のあるツール」として扱っています。
協力会社に対しては、閲覧や編集の範囲を限定した制限ユーザーを設定できます。自社のスタッフと外注先で見える情報を分けられるため、発注先が増えても情報の出しすぎを避けられます。ほかに報告書、打刻・勤怠、Googleマップとの連携、モニタリングなどに対応しています。
料金は月額29,800円からで、プランとスタッフ数に応じて変わります。2拠点目以降は月額が半額になるため、拠点が複数ある会社では費用を抑えやすい構成です。初期費用は導入サポート費として個別の見積もりになります。ほかの5つと比べて月額が高く、少人数の会社には向きません。スタッフが増えて配置の判断に時間がかかるようになった段階での選択肢です。
ハウスクリーニングクラウド|契約と委託料の管理までカバーする

画像引用:https://www.housecleaningcloud.com/
ハウスクリーニングクラウドは、ハウスクリーニング会社向けの業務管理システムです。顧客管理、スタッフ管理、契約管理、請求・入金、委託料管理、スケジュール管理を1つのシステムにまとめています。
特徴は、外注先へ支払う委託料の管理まで対応している点です。協力会社に作業を任せている会社では発注と支払いを別々の表で管理していることが多く、これをスケジュールと同じシステムで扱えるのは大きな違いです。契約管理にも対応しており、定期契約の顧客が多い会社にも合います。
料金は公式サイトで公開されておらず、問い合わせが必要です。お試しの申込には対応しているため、自社の運用に合うかを確かめてから判断できます。
エクセル・ホワイトボードとスケジュール管理ツールの比較

アプリを導入する前に、いま使っているエクセルやホワイトボードと比較して何が変わるのかを整理しておきましょう。どちらにも残すべき利点があり、すべてをアプリに置き換える必要はありません。
ホワイトボード | エクセル | スケジュール管理アプリ | |
|---|---|---|---|
費用 | 数千円〜(買い切り) | 実質0円 | 0〜30,000円程度/月 |
外出先からの確認 | 写真を撮る必要がある | 事務所のパソコンに依存 | スマートフォンで確認できる |
変更の共有 | その場にいる人だけ | 作り直して再送 | 更新がそのまま反映される |
先の予定 | 3〜4週間先が限界 | 何ヶ月先でも作れる | 何ヶ月先でも作れる |
過去の実績の活用 | 消すと残らない | ファイルを探せば可能 | 検索して呼び出せる |
現場では、この3つを段階的に使い分けている会社もあります。ある清掃会社は、パソコンで年間の計画を立て、3ヶ月分のホワイトボードで案件の重なりを組み替え、1週間分のホワイトボードで今日の配置を決める、という3段階の運用をしていました。ホワイトボードには、全員で囲んで確認できる、停電やネット障害でも使える、書き方に慣れがいらないという利点があり、デジタル化したあとも全体共有用に残したいという声は複数聞かれます。
一方でエクセルは、外出先で開けないという弱点がはっきり出ます。ある清掃会社では、外出中に事務所のパソコン内のファイルを開けず、スケジュールを印刷して持ち歩いていました。
ハウスクリーニングのスケジュール管理でよくある質問

アプリの乗り換えで失敗しない方法はありますか
アプリを入れても定着しなかった会社には、共通する理由があります。現場企業へのヒアリングでは、次の5つが繰り返し挙がりました。
- 費用が見合わなかった:機能が充実しすぎているサービスを検討し、料金が折り合わずに見送った
- スタッフが使えなかった:スマートフォンやパソコンに不慣れなスタッフがいて、移行できなかった
- 自社の管理の形を再現できなかった:担当・メニュー・時間の並べ方が自社のやり方と合わなかった
- これまでの操作感と違いすぎた:エクセルやホワイトボードの感覚で直感的に使えなかった
- スマートフォンでの使い勝手が不十分だった:パソコンでは使えても、現場で開くと操作しにくかった
比較の段階で見落とされやすいのが5つ目です。現場に出るスタッフが多い会社ほど、パソコンでの使いやすさよりも、スマートフォンで見られるかどうかが定着を左右します。無料期間やデモの間に、事務所ではなく現場で開いてみることをおすすめします。
無料のアプリだけで管理できますか?
数名までの規模で、予定を共有することが目的であれば無料のアプリでも管理できます。GoogleカレンダーとSelectTypeのフリープランは、無料のまま使い続けられます。ただし人数が増えると入力が管理者1人に集中し、担当の割り当てや帳票の作成までは対応できません。
個人事業主でも導入する意味はありますか?
受付の対応や帳票の作成に時間を取られている場合は、月1,000〜2,000円台のアプリでも効果が出ます。月額1,980円のセンキャクであれば、見積書と請求書の作成が月1時間減れば、時給2,000円換算で月額に見合う計算です。
スタッフがスマートフォンに不慣れでも使えますか?
まずは「見るだけ」の使い方から始める方法があります。入力は管理者が行い、スタッフは当日の現場と作業内容を確認するだけにすると定着しやすくなります。無料期間のうちに、実際に使うスタッフに操作してもらって確かめておきましょう。
予約の受付と社内のスケジュールは分けて管理してもよいですか?
件数が少ないうちは分けても問題ありません。ただし受付と割り当てが分かれていると、同じ情報を二度入力することになります。受注が増えて転記の手間が気になってきたら、両方をつなげられるアプリを比較してみてください。
まとめ:スケジュール管理アプリは自社の弱い項目から選ぶ

ハウスクリーニングのスケジュール管理アプリは、機能の多さではなく「自社のどこが詰まっているか」で比較すると失敗しにくくなります。受付の電話対応が負担なら予約受付の項目を、当日の割り当てに時間がかかっているならスタッフ配置の項目を、外注先とのやりとりに手間がかかっているなら契約・委託料の項目を見比べてみてください。
比較した6つは、月額0円から始められるものから契約や委託料まで管理できるものまで幅があります。人数や受注件数が変われば必要な機能も変わるため、いま必要な範囲で選び、手狭になった時点で改めて比較し直すのが現実的です。
スケジュール管理の基本的な進め方については、スケジュール管理とは?個人とチームのやり方を解説もあわせてご覧ください。
現場への人員配置には「サポスケ」

サポスケは、現場にスタッフを派遣する仕事のスケジュール管理に特化したサービスです。ハウスクリーニング、ビルメンテナンス、建設、設備工事など、人を現場に送る業務を持つ企業に導入されています。
- 定期とスポットを同じ画面で扱える:曜日固定の定期作業と、当日入るスポットの依頼を1つのスケジュール上で管理できます
- 担当が未定の予定を先に置ける:受注は決まったが担当者が決まっていない予定を「未割り当て」で登録し、あとから割り当てられます
- 協力会社と権限を分けられる:制限ユーザーの設定により、外注先に見せる情報を限定できます
- 現場のスタッフがスマートフォンで確認できる:パソコンに不慣れなスタッフでも、当日の現場と作業内容を手元で確認できます
- 報告書までつながる:現場で撮影した写真を報告書に反映できます
導入時は初期設定を弊社が支援し、既存のエクセルやホワイトボードの運用に近い形で組み立てます。料金はプランとスタッフ数に応じて月額29,800円からで、2拠点目以降は半額です。
サービスの詳しい内容や導入の流れは資料にまとめています。自社の運用に合うかどうかの確認にお使いください。









